岩手県立大学盛岡短期大学部 入学案内2023
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QA生活科学科/食物栄養学専攻(令和4年3月卒)もとみや本純さん[岩手県立葛巻高等学校卒]17あすみむ栄養士を対象とした管理栄養講しています。本学は栄養士養受験には栄養士として合計3年間に毎年多くの卒業生等が本講を目指して取り組んでいます。ま制大学に進学して国家資格取得本専攻の卒業生のうち、約7割が給食会社、介護施設、病院、保育園などに栄養士として就職しています。また、栄養士として就職しなくても、2年間学んだ食に関する知識や技術を生かし、食品会社などで商品開発や衛生管理といった職種に就く学生も多いです。本専攻の卒業生における過去5年間の4年制大学への進学者の割合と人数は、以下の通りです。令和3年度15%(4名)、令和2年度0%(0名)、令和元年度25%(7名)、平成30年度8%(2名)、平成29年度0%(0名)。管理栄養士養成課程の希望者が多いですが、編入学できるのは0〜1名程度です。考えていますが、策はありますか?Pick Up 03Pick Up 04栄養士として就職する割合、4年制大学への編入学の割合はどのぐらいですか?学生Message宮 明栄養情報処理実習「栄養指導論」「公衆栄養学」「給食管理実習」で学んだ知識や技術をもとに、PCを使用して実習を行います。食事調査の結果から摂取した栄養量を算出し、対象者の栄養指導内容を考えたり、給食献立の栄養価を算出して、情報媒体(献立表や食育だより)を作成したりします。さらに、パワーポイントを用いて、給食の運営方法に関するスライドを作成し、発表の練習も行います。どれも栄養士の現場では欠かせない、実務に役立つ技術を学びます。企業や自治体と連携、乾しいたけプロジェクト食物栄養学専攻の学生たちは、地元企業等と連携してさまざまな商品開発に取り組んでいます。2020年度は全農いわてと協働して、県産の乾しいたけを使ったレシピを考案。学生たちが考えたレシピは、実際にレストランで提供され好評を博しました。2021年度は、岩手県の依頼を受けて、販売促進に協力。学生の有志が、前年度の乾しいたけレシピをブラッシュアップして調理動画撮影をサポートしたほか、PRツールの検討にも参加。実社会の仕事に触れることで、多くの学びを得ています。食を通じてチーム医療に関わりたい中学時代の職場体験で病院の管理栄養士の方と接し、医療だけでなく食の面からも患者さんを支えられることに感銘を受けました。食物栄養学専攻は、2年間で集中して学び、実務経験を通じてスキルアップしたいと考える私にはぴったりでした。各種実習により実践力が養われたと思います。就職先は病院や福祉施設などの給食業務を受託している企業です。医療や介護のスタッフと連携しながら、さまざまな制限のある食事をおいしく、楽しく味わってもらえる献立を提供していきたいです。

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