|教育・研究 Pick Up!|Q高校では文系クラスにいるのですが、二級建築士のA数学や物理の知識を必要とする科目では、必要に応じてサポートをしEducation/ResearchEducation/ResearchPick Up!01私たちは現在、多くのエネルギーや資源を消費して、日々のくらしを快適に送っています。その結果、地域環境、地球環境など、さまざまなスケールで環境問題が生じています。これからの住まいを考えるには、こうした問題と私たちの生活との関わりを理解することも不可欠です。1年次前期の「生活と環境」では、人・住まい・まちとさまざまな環境問題との関わりや、これからの持続可能な社会づくりについて理解を深めます。1年次後期の「住宅の環境」は、環境工学の観点から住まいを捉え、寒暖のある日本において人が健康で快適に過ごすための建築環境づくりについて、基礎的な知識を習得します。いずれの授業も「二級建築士受験資格」の取得に対応した指定科目です。また、身近なまちや家を教材として、生活者の視点で自分ごとに落とし込むことによって、将来の家づくりや暮らしに役立つ知識となります。Pick Up!02インテリアデザインとは、家具や照明、カーテンなど室内におけるデザインを手掛けることを指します。1年次後期の「インテリアデザイン論」では、人間の身体とその動作が必要とする空間の特性や、生活に関わる物品の特質、視覚的効果などを理解するとともに、家具をはじめとしたインテリアのエレメント(要素)についての知識や造形原理などを学びます。2年次後期の「インテリアデザイン演習」では、「インテリアデザイン論」の学びを基礎として、住宅のインテリアを図面やパース等で正しく表現する力を養います。具体的には1/50の図面表現や着彩、透視図の作成を行います。演習の後半では、自分で決めたインテリアのスタイルに合わせて、部屋全体をコーディネートすることにもチャレンジします。いずれの授業も、インテリアコーディネーターの資格試験に対応できるよう組み立てられています。1年次では、ファッションと建築の両方の分野についての基本的な内容の科目が設定されています。全員が両分野の基礎を学び、そこから自分の興味を深めていきます。2年次になると、興味のある方の分野に重点を置いて専門的な学びを深めていくこともできますし、両方の分野を学ぶこともできます。14身近なまちや家が教材空間を設計する知識とスキル「住」と「衣」を中心に、さまざまなデザインを学ぶ生活デザイン専攻。ながら、二級建築士レベルの問題に対応できるよう指導しています。高校で文系クラスにいた学生も、入学してからしっかりと学んできちんと対応できています。選ばなければならないのですか?生活と環境・住宅の環境インテリアデザイン論・インテリアデザイン演習受験資格を目指すことはできますか?生活デザイン専攻Q&AQファッションか建築か、どちらかのコースをA生活デザイン専攻では、「コース制」をとっているわけではありません。
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