名古屋大学 オープンキャンパス2018 ガイドブック
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6経 済 学 部■A時間帯(13:00~)受付開始時間 12:15~  場  所 経済学部カンファレンスホール○経済学部紹介(13:00~13:15) 福澤 直樹 経済学部長○デモンストレーション講義(13:15~14:00)講  師: 柳原 光芳 教授講義テーマ: 「経済学から『常識』を考える  「─しあわせと税金と─」 わたしたちが常識と考えているものは、本当に正しいのでしょうか? 大学の講義においては、学部を問わず、常識を疑うことの重要性がしばしば強調されます。 この講義では、「常識を疑う」ことを、経済学の視点から行ってみたいと思います。 特に、皆さんにとって身近な税を例にとってお話をしたいと思います。○経済学部懇談会(14:00~)場  所: 経済学部第3講義室出席教員: 園田  正 教授 (経済学科) 柳原 光芳 教授 (経済学科)内  容: 経済学部の特色や研究、大学生活や勉強、卒業後の進路などについて経済学部の学生、教員と懇談します。■B時間帯(15:00~)受付開始時間 14:30~  場  所 経済学部カンファレンスホール○経済学部紹介(15:00~15:15)福澤 直樹 経済学部長○デモンストレーション講義(15:15~16:00)講  師: 坂口 順也 教授講義テーマ: 「企業のマネジメントと会計」 経営学は、おもに企業(会社)におけるさまざまな活動(例えば、戦略策定、マーケティング、購買、研究開発、人事など)について検討する分野です。ここでは、企業のさまざまな活動についての計画をたて、計画に沿って実行し、結果を評価し、必要な是正措置をとるというサイクルが重要になります。このサイクルをサポートするものとして、会計があります。本講義では、まず会計の意味について解説します。そして、例をあげながら、企業のさまざまな活動を実行する上で、会計がどのように関連するのかを考えていこうと思います。○経済学部懇談会(16:00~)場  所: 経済学部第3講義室出席教員: 園田  正 教授(経済学科) 坂口 順也 教授(経営学科)内  容: 経済学部の特色や研究、大学生活や勉強、卒業後の進路などについて経済学部の学生、教員と懇談します。[経 済 学 部 Q & A]逆にそうした制度や仕組み、経済社会や産業企業のあり方がなぜ形づくられたのかを、さまざまな数理モデル、統計解析、制度分析や歴史的検証など通じて明らかにするのです。経済学部ではそうした種々の分析の手法や理論を学び、実際にそれを応用して世の中のさまざまな現象を見る目を養います。そうした学修の前提として、皆さんにはしっかりと高校での勉強をしてもらいたいと思います。Q. 経済学を学ぶにあたり数学は必要でしょうか?A. はい、必要です。高校で習う数学をきちんと勉強してください。経済学と経営学、どちらの学問分野においても数学の素養は求められます。①高校での授業との関係についてQ. 高校での政治・経済の勉強と経済学部での学修とはどのように違うのでしょうか?A. 世の中のさまざまな制度や仕組み、また家計や企業活動のあり方などは、ある程度高校で学習していることと思います。そして経済学や経営学はそうした制度や仕組みを考える上で不可欠な経済や企業活動(経営)のメカニズムを科学的(論理的、客観的)に解明するという役割を担います。ただ単に制度や仕組みを覚えるのではなく、例えばある経済政策を行えばどのような現象が起きるのか、個人や企業のさまざまな動きはどのような結果をもたらすのか、また

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