新潟大学 2024 大学案内
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■研究室での研究自主的な課外活動として、1年生の時から「ヒトの常在菌の研究」を研究室に所属して続けています。中学生の頃から理科の実験が好きだった私は、入学後すぐに研究活動がしたいと思い、学部生でも所属可能な研究室に直接伺って参加しました。初めは「手にどれだけの細菌がいるのか?手洗いでどれくらい減るのか?変わるのか?」という内容の研究を行っていましたが、今は「口腔内の細菌」について研究を進めています。■場所:医歯学図書館2022年の春にリニューアルされて館内がきれいになり、以前にも増して、勉強がしやすい環境になりました。特に2階にはグループ学習ができるスペースが設けられており、私はよくここで勉強をしています。自宅ではなかなか集中できない時も、ここに来れば周りも集中している人が多いので、自然と集中できます。また、普段、実験や実習は日光が当たりにくい部屋で行うので、日当たりの良いこの場所で勉強できるのは、とても気持ちがいいです。高校2年生の時に臨床検査技師という仕事を知り、中学生の頃から好きだった理科の実験、特に顕微鏡をのぞいて調べることを、人の役に立つ仕事につなげられると思い志しました。PROFILE医学部保健学科今井真奈美さん(長野県須坂高等学校出身)Niigata University10学業内容Contentお気に入りFavoriteあなたにとって「真の強さ」とは?私にとって「真の強さ」とは、「共に学ぶこと、学びをシェアすること」です。自分が主体的に学ぶことが前提なのですが、主体的に取り組んだ後、次のステップに進むためには、他の視点を得る必要があると思うからです。実際、私には理解や想像ができない病態や変化が検査結果で出た場合、考察に行き詰まることがあります。そんな時は、同じプログラムの友人だけでなく、看護や放射線などの別プログラム専攻の友人にも話をして、新たな視点を得るようにしています。この時「自分には無い視点が得られた」と、逆に感謝されることもありました。自分の視点を補ってくれる存在に素直に頼ることも、強さの一つなんだと思います。STUDENT VOICE

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