新潟大学 2024 大学案内
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科学技術・経済・環境・エネルギーなどさまざまな分野の課題を把握し、解決するためには、特定の学問領域のみからアプローチするだけでは必ずしも十分ではありません。複数の学問領域の視点から考えることで見えてくる課題や、さまざまな専門的な力を合わせることで解決できる問題がたくさんあります。創生学部では、そのような「課題発見・課題解決能力」を育てる授業科目群を初年次から卒業まで一貫して提供します。その中でも特に、グループ主体のゼミ/ラボ活動をとおして、コミュニケーション能力や、協働してプロジェクトを実行する力を育成します。College of Creative Studies47■■■■■■■■■■■■■■創生学部では、1年次から4年次まで少人数のゼミ形式の授業を履修します。「基礎ゼミ」は、1~2年生必修の授業で、ゼミの中で学年を縦断したグループを組み、課題把握等の演習を行います。ゼミでは、取りあげる課題の設定やアプローチ方法について、自分たちで考えます。グループメンバーやゼミ内のメンバーと積極的にコミュニケーションをとりながら、課題解決の流れを実践的に学んでいきます。■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■■■■社会課題の把握・解決策の提案のためには、客観的根拠となるデータを読み解くセンスが重要です。「データサイエンス」では、データ分析の理論と実践を統計学の基礎から学びます。また、人文社会科学系および自然科学系の分野における、質的・量的データがどのように活用されているかについて、具体的な事例をとおして実践的に学ぶことで、多様な観点で社会課題をとらえる情報リテラシーを高めます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「P.A.C.E.」は、特に海外での活躍を希望する学生向けのネイティブ教員による英語の授業です。グローバル人材を育成するための新しい実践英語教育プログラムとして開設されており、少人数での授業を通して「使える英語」の獲得を目指します。英語によるプレゼンテーションスキルや論文の書き方など実践的な英語を学ぶことができます。■■■ジ■■■■■■■■■ー■■■■■■■■■■■■■■プロジェクトゼミは3年次、ソリューションラボは4年次に履修します。2年間かけ、教員指導のもと、自分と異なる分野を専門とする学生とも議論し、課題解決プロジェクトを遂行する、他の学部の卒業研究・卒業論文に相当する授業です。一つの課題に取り組み、成果をまとめる経験を通して、課題解決に必要な企画力や実践力などを身につけます。■■■■■■「課題発見・課題解決能力」の育成を重視したカリキュラム

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