新潟大学 2024 大学案内
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人文学部教育学部法学部経済科学部理学部工学部農学部創生学部医学部医学科医学部保健学科歯学部大学院放射線の医学への応用は医療技術の進歩と医療機器の開発に伴い多様化しています。放射線技術は科学の進歩を背景に高度化かつ専門化し、種々の病気の診断や治療に果たす役割はますます重要となっています。放射線技術科学専攻では、X線や放射性同位元素を用いた撮影、放射線治療、および放射線管理、ならびに超音波や磁気共鳴現象を利用しての撮像などに関する専門的知識・技術を修得し、放射線技術の進歩に対応できる診療放射線技師や研究者を育成することを目指しています。国家試験(診療放射線技師)の受験資格取得に必要な科目はほとんど必修となっていて、それら必修科目は主に2年次および3年次で学習します。1年次:五十嵐キャンパスにおいて教養教育科目のほかに、専門基礎科目(医療に関する科目)を学びます。2年次:旭町キャンパスの保健学科校舎内において、専門基礎科目(医療に関する科目)および専門教育科目(放射線技術の基礎知識を培う科目が中心)を学習します。3年次:旭町キャンパスの保健学科校舎内において、専門教育科目(放射線技術の医療への応用に関する専門知識を培う科目が中心)を学習します。検査技術科学は、医療現場における診断や健康管理など、いのちと健康を守るさまざまな分野と密接に関わっています。本専攻は、健康や医療に関する専門的知識と技術を学び、生命科学や検査技術科学を生かした分野で貢献する人材を育成することを目指しています。また、検査技術科学に関する研究を進め、保健学の発展に向けて取り組んでいます。1年次は五十嵐キャンパスにて一般教養を学び、2年次からは旭町キャンパスにて専門科目が本格的に始まります。1年次:教養教育科目と専門基礎科目により広く教養を身につける。2年次:専門基礎科目と専門教育科目により検査に関係する基本的知識と技術を習得する。3年次:専門教育科目により専門的知識と技術を習得する。4年次:卒業研究と臨地実習により与えられたテーマを論理的に理解する能力を養い、検査の実務を経験させる。・専門基礎科目:臨床検査技師の専門知識と技術を習得するための基4年次:1学期は国家試験(診療放射線技師)受験資格取得のための実践的な科目「臨地実習」(新潟大学医歯学総合病院、新潟県立がんセンター新潟病院 等)が実施されます。2学期では卒業研究への取り組みと同時に、国家試験受験対策用科目(放射線科学セミナー)が開講されます。副専攻「医学物理学基礎」:放射線技術科学専攻では、理学部理学科と連携して、分野別副専攻「医学物理学基礎」を開講しています。副専攻「医学物理学基礎」には、物理学の素養を身につける上で重要な科目を配置しており、将来医学物理士として活躍することを目指す放射線技術科学専攻の学生には、この副専攻の履修を勧めています。・臨地実習:実際の検査業務を体験する。盤となる科目で生命科学、健康科学、医療社会と国際医療の4分野からなる。・専門教育科目:臨床検査技師の専門知識と技術を習得するための科目で人体構造機能学、生物化学、生体情報解析学、生体情報工学、病態解析学・血液検査学、代謝病態検査学、病理病態検査学、感染病態検査学からなる。・卒業研究:専門分野のある領域を深く掘下げた研究テーマを学ぶ。■■■■■■■■■■■■School of Health Sciences, Faculty of Medicine56旭町キャンパス教■■■■■■■■■教■■■■■■■■■放射線技術科学専攻検査技術科学専攻

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