新潟大学 2024 大学案内
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人文学部教育学部法学部経済科学部理学部工学部農学部創生学部医学部医学科医学部保健学科歯学部大学院超高齢社会を迎える日本では、食べること、飲み込むことに障がいのある方が増加しています。また、口の中を清潔に保ち、口腔機能を維持向上することが、全身の疾患予防・健康の増進につながることが明らかになり、口腔ケアに対する関心が高まっています。こうしたニーズに対応するため、口腔保健と社会福祉に関する高度な専門知識をもって、関係者と連携しながら保健・医療・福祉を総合的にマネジメントできる専門家を養成します。3年次から口腔保健学だけでなく,社会福祉に関する授業科目が開講され,講義・実習,問題解決型学習(PBL)などを通じて学習を行います。また3年次後半から4年次にかけては,医歯学総合病院で歯科臨床に携わる歯科衛生士臨床実習と学外福祉施設などでの社会福祉現場実習が行われ,歯科衛生士・社会福祉士としての知識・技術・態度を総合的に習得します。卒業時には、歯科衛生士及び社会福祉士の国家試験を受験し、いずれも高い合格率を誇っています。卒業生は、これら2つの資格を活かし、保健・医療・福祉を中心とする幅広い分野で活躍しています。口腔保健と社会福祉について学び、すべての学生が歯科衛生士と社会福祉士の2つの国家試験受験資格を取得できる全国で唯一のカリキュラムを提供しています。また、問題解決型学習(PBL)を中心とするアクティブラーニングを全面的に取り入れ、学生が主体的に学習に取り組むことで、自ら知識を獲得するだけでなく、保健・医療・福祉のさまざまな場面で実践できる課題解決能力を涵養します。初年次には心理学や大学学習法などの教養科目のほか、実際の医療現場を見学・体験する実習を行います。2年次になると口腔保健関係の科目が開講され、講義や実習だけでなく、問題解決型学習(PBL)などを組み合わせながら、歯科衛生士として必要になる知識・技能を学びます。歯学部では、国際交流を重点的に推進しており、その一つとして短期海外派遣プログラムがあります。このプログラムでは希望した学生を10日~2週間程度、他国の大学や機関に派遣し、日本と異なる環境での貴重な学びを体験してもらっています。派遣先では国や地域の歯科医療や歯学教育について学ぶことができ、国際歯科保健を学ぶ第一歩として多くの学生がプログラムに参加しています。■■■■■■■■■■■■Faculty of Dentistry60旭町キャンパス■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「食べる」ことの視点から生活の質の向上を追求する

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