新潟大学 2024 大学案内
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■実験系科目2年生の前期までは、実験器具や実験素材の取り扱いに慣れるための基本的な実験が多かったのですが、2年生の後期からは遠心分離機など専門的な実験器具を取り扱うようになり、本格的な内容になりました。実験結果も生物学的な知識が無いと考察できず、これまでの基礎的な学習の大切さを実感しました。実験は複数人のグループで行い、実験後のレポートを執筆するにあたって不明な点を話し合う機会も多かったため、実験系科目を通して協調性も磨かれたように思います。■場所:総合研究棟(生命・環境系)(7階)7階は生物学の研究室があり、主に4年生や大学院生が使っています。なので、私も頻繁に使うのはこれからなのですが、2年生の前期の研究室見学で初めて訪れた時からお気に入りの場所になっています。7階ということもあって景色が良く、晴れた日は空も海もキレイに見えて、とても気持ちがいいです。リフレッシュスペースもあるので、この景色を見ながらの「ホッと一息」が、研究に明け暮れる日々の心の支えになるんだろうな、と想像しています。アレルギーをもっていることから、幼少期から医者にかかることが多く、「この症状は、どうして起こっているのだろう?」と、自身の生命現象に興味を持っていました。振り返れば、これが今につながっている気がします。PROFILE理学部理学科赤坂泰知さん(宮城県仙台第二高等学校出身)Niigata University8学業内容Contentお気に入りFavoriteあなたにとって「真の強さ」とは?私にとって「真の強さ」とは、「自分の弱さ・強さがどこにあるのか?を正確に認識できること」です。自分の弱さを知っているからこそ、対策を立てることができますし、弱さを強さでカバーすることができます。そのためにも、それぞれを正確に認識できていることが重要で、それが強さの根源になると思っています。この考え方は、高校時代の恩師から「自分のウィークポイントを理解していないと、何をやっても無駄になってしまう」と教わったことが基になっています。大学入学後も「生物学」という学問の全体像を掴み、その中で「自分はどのテーマについて必要な理解が進んでいないのか?」という弱さを分析・認識することで、学習の効果が大きく上がったように思います。STUDENT VOICE

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