帯広畜産大学 令和6年度 入学者選抜要項
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<共同獣医学課程> <畜産科学課程> 家畜生産科学ユニット ○カリキュラムポリシー(教育課程編成方針) 帯広畜産大学学位授与方針(ディプロマポリシー)に基づき,農畜産学及び獣医学とこれらに関連する諸学術分野について,以下の点に配慮しながら授業科目を編成し教育を行います。 1. 農畜産学及び獣医学とそれらを支える様々な関連学術領域に関する幅広い視野と専門性を身につけるための教育を行います。 2. 「農場から食卓まで」の幅広い視野に基づいて,食料生産及び食の安全に関わる授業科目を広く修得できる科目を配置し教育を行います。 3. 低学年では教養と語学力を向上させるための科目及び専門領域への導入的科目を,高学年では専門領域の科目を配置し,修学の積み重ねを重視したアドバンス制教育を行います。 4. 専門教育コースである“ユニット”では,より専門性を高めるための科目を配置します。同時に,生命,食料,環境に関する幅広い知識の修得を目的として,他ユニットの科目も適宜選択可能なシステムを設け,専門性を広げる教育を行います。 5. 高学年で分属する研究室では,卒業研究や卒業研究ゼミナールを通して専門知識と技術の修得とともに,総合的思考力・応用力を身につけるための教育を行います。 6. 学生のキャリアを育てるための科目を配置し,卒業後の進路を配慮した教育を行います。 7. 国際教育関連の科目群を配置し,国際社会での活動に対応できるための教育を行います。 8. 専門性を身につけるための共同獣医学課程及び畜産科学課程の専門ユニットの科目編成方針は次のとおりです。 ・獣医師としての任務を遂行するための論理性及び倫理性に裏打ちされた行動規範を身につけるため,基盤教育科目・共通教育科目を配置します。 ・動物疾病の予防・診断・治療,動物の健康の維持増進,公衆衛生等に関する卓越した知識・技術を身につけるため展開教育科目を配置します。 ・安定的な食料供給,家畜及び畜産物の安全確保,人獣共通感染症対策など地球規模の課題の解決に貢献するための国際的視点と知識・技術を身につけるため共通教育科目・展開教育科目を配置します。 ・最先端の生命科学研究に触れ,生命現象の新たな発見や医薬品の開発などにおいて獣医学 を基礎とした課題解決能力と国際的な活動を実践する能力を身につけるため展開教育科目を配置します。 ・家畜の飼養管理,繁殖や改良,乳肉の生産についての知識と技術を修得するための授業科目を配置します。 環境生態学ユニット ・多様な生物群からなる生態系の仕組みを学ぶための教育科目及び農畜産環境とその周囲を取り巻く自然環境を理解するための授業科目を配置します。 食品科学ユニット ・食品の一次機能(栄養成分とエネルギー),二次機能(おいしさや食感)および三次機能(生体調節や健康)を学ぶための授業科目を配置します。 農業経済学ユニット ・農畜産の生産,加工,流通,消費に関わる諸問題を,経済学や経営学を主とする社会科学的なものの見方や調査に基づき的確に把握するための授業科目を配置します。 農業環境工学ユニット ・農業農村工学や農業システム工学に基づく先進的農業と環境保全を両立させるために必要な技術体系を学ぶための授業科目を配置します。 植物生産科学ユニット ・植物生産を支える土壌と病害虫を含めた栽培環境から,その環境で育つ作物の生理,生態及び育種を総合的に理解するための授業科目を配置します。 - 3 -

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