大阪市立大学 工学部 2018
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研究分野一覧都市基盤計画環境都市計画環境水域工学地域環境計画都市のさまざまな社会基盤施設の計画とその評価に関わる研究分野です。近年は特に、高齢化や地球環境問題などの新たな課題に対応した安全で安心な都市づくり、さらに魅力ある街に貢献できるような歩行者支援など、実態調査に基づいた基礎的・実用的研究を行っています。実験室ではなく、都市そのものを研究対象およびフィールドに、都市の計画とデザインはどうあるべきかという問題について、人と環境との関係性を手がかりに研究を展開。人々がいきいきと暮らせる都市のあり方やその方法論を探る都市再生分野にも取り組んでいます。生物・物理・化学的な要素から成り立つ都市域の水圏生態系を対象に、フィールドリサーチや環境実験、コンピュータを使った数値解析により、環境変動機構の解明、生態系の健康診断と将来予測、さらに「魚庭〈なにわ〉」の海と川の再生に関する研究を行っています。ヒートアイランドを防止する有効な対策を幅広く研究するほか、都市の暑熱化傾向に適応して生活する適応策も考えています。緑化を図るための街路樹の整備や、道路散水、ミスト散布といった対策などがあり、その効果検証を目的とした実態調査研究も行っています。都市リサイクル工学構造及びコンクリート工学応用構造工学 (橋梁工学)地盤工学河海工学環境図形科学「ごみ・水・有害物質の循環から都市環境を考える」をコンセプトに、捨てられたごみと焼却灰からレアメタルや有用金属を回収する研究をするほか、焼却工場と下水処理場を連携させ効率的なごみ・下水処理システムを模索。また、有害な化学物質の対策も研究します。コンクリート材料の性質「材料特性の改善」に始まり、災害に対する安全性などに応じたコンクリート構造物の作り方「設計法の開発」、そして、現在使用されているコンクリート構造物を点検・補修し、永く使い続けるための対策「維持管理のあり方」などを研究します。環境との調和に配慮し、美しく機能的で、地震を含むあらゆる荷重に対し適切に安全で、しかも維持管理・更新もしやすい橋梁構造物の設計・建設や、その維持管理・更新に必要な技術の研究を実施。大阪市との連携にも力を入れ、市と一緒に橋梁の維持管理も行っています。大阪地域の地盤性状の詳細を究明して、沈下量が最小限に留まることを前提とした地下水位低下可能量を求める研究を実施。同時に、地震時の砂地盤の液状化危険度を予測し、現状の液状化危険度の分布および地下水位低下による液状化対策効果も明らかにします。津波や河川の氾濫などをはじめとする水災害に関する研究や、これらが同時に発生する場合の被害予測をはじめとする「都市複合災害」の研究に取り組んでいます。自然再生エネルギー(波力発電)や、陸域と海域を総合的に捉えた環境問題にも取り組んでいます。「大規模な幾何データに対する空間情報解析手法」、「アルゴリズムによる建築・都市の設計手法」、「数理モデルに基づく効率的な避難計画手法の開発」などについて研究を行っています。橋の上でのオープンカフェを実施した社会実験打ち水イベントでの熱環境計測(大阪・中之島公会堂)太陽熱を活用したエネルギー創出型下水道の開発(大学屋上の実験施設)自転車利用者の視認特性に基づいた通行環境の評価(左)現在の地下水位の場合 (右)地下水位を3m下げた場合建築中の橋の様子避難所の地域割り当ての最適化動的ハザードマップの開発鋼とコンクリートから成る複合道路橋都市に造成された人工塩性湿地(大阪南港野鳥園)における環境調査都市学科25

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