大阪大学 GUIDEBOOK 2022
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よくある質問?!特集教育システムキャンパスライフインフォメーション学部紹介薬学部薬学部を卒業して、研究職に就けますか?就けます。大学や研究所、製薬企業、医療機関などで研究者として活躍できます。QA■Topics創薬センターの化合物合成室化合部ライブラリー・スクリーニングセンター保管化合物の分析装置■Topics 難病や希少疾患の発症機構解明とその分子研究基盤に基づく治療薬の創製研究は、アカデミアの重要な使命となっています。またアンメットメディカルニーズに対する革新的な医薬品の創出も、アカデミアに対し非常に大きな期待がかけられています。本学部では、「化合物ライブラリー・スクリーニングセンター」と「創薬センター」を設置し、アカデミアの創薬等ライフサイエンス研究を牽引しています。さらに、学内外の研究機関との連携により、最先端の創薬研究を推進しています。 本学部では、「実践薬学教育研究センター」および「薬学地域医療教育研究センター」を設置し、「Pharm. Dコース」での教育研究や「高度先導的薬剤師の養成とそのグローカルな活躍を推進するアドバンスト教育研究プログラムの共同開発」、「地域チーム医療を担う薬剤師養成プログラム」を実施しています。こういったプログラムによって優れた「創薬臨床力」の修得を図り、臨床・薬学研究や最先端医療を担うことができる先導的薬剤師の輩出と、そのグローカルな活躍を推進しています。 薬用植物園では、熱帯植物をはじめとする多くの貴重な植物が栽培され、また総合博物館との連携により学術価値の高い貴重な生薬標本が保存されており、広く教育研究に活用されています。複数の学内外との共同研究も行われており、本学唯一の植物園として重要な役割を果たしています。現在、さまざまな有用生物の遺伝資源探索やその新規機能開発に向けた研究を進めており、グローバルな活用が可能な創薬資源センターへの拡充を目指しています。大学発創薬研究プロジェクト日本の創薬研究と薬学研究者養成を牽引先導的医療人育成プロジェクト臨床・薬学研究、最先端医療を担う先導的薬剤師の輩出薬用植物園グローバルに活用できる創薬資源センターへ 薬学は、分子レベルで生命機能を理解し、その機能を制御する物質をクスリとして創成すること、またクスリの適正使用を実現し、患者さんの健康に貢献することを目指す総合科学です。人類の叡智の結晶とも言えるクスリを通して、いのちを学んでいただきます。大阪大学で、深く考え、人と出会い、人生をかけて叶えたいと思う夢・目標を見つけてください。 大阪大学薬学部は高い専門性を持った先生方と幅広い研究活動により、深い学びができる環境であると思います。最新の知見なども踏まえた講義を受け、充実した研究環境の下、自身の興味に基づく研究ができます。また3年次から研究活動が開始されるため研究できる期間が長く、薬剤師となるための学習と並行して、納得できる研究をすることができます。クスリを通して、いのちを学ぶ藤尾 慈薬学研究科長・薬学部長専門分野:循環器学・臨床薬理学薬剤師になるための学習と研究を両立掛谷 耕平広島県立広島国泰寺高校 出身薬学科5年生(医療薬学分野)在学生からのメッセージ教授からのメッセージ薬用植物園温室の薬用植物37

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