18武田 かなえ客室乗務員の私が、英文科ではなく小樽商科大学で語学を学んだ理由なぜ小樽商大を志望しましたか? 私は高校時代から、できれば語学を使う仕事に就きたいと思っていました。そこで、商学・経済・法律等の一般的な教養知識を 専門的なレベルまで高めることができ、さらに語学もしっかり 学べる小樽商大に非常に魅力を感じ、志望しました。英文科ではなく商科大学を選んだのは、英語以外の知識にも幅広く精通している人になりたいと思ったからです。 現在は、客室乗務員として国内線・国際線に乗務しています。 お客様は、ご旅行やビジネス等様々な目的で飛行機を利用して くださっており、機内では年齢、国籍問わず多くの方とお会いします。そんな様々なお客様と接する客室乗務員として、幅広い分野の知識を持っているというのはとても大切なことだと思いますし、会話のツールとして多くの引き出しがあることは自分自身の強みになっていると感じます。語学に強いというイメージは入学後どうでしたか? イメージ通りでした。まず、本当に留学生が多く、アジアをはじめ、アメリカからの留学生もいました。英語の授業については、きちんとレベル分けがなされています。私のように「英語が好きだけれど話せない」といった学生に対しても、ニーズに合った授業が組み込まれており、とても助かりました。また、商科大学なので、商学を学んだ上で基本的な英語はもちろん、専門的な英語についても多く学びました。3年生からの羽村ゼミ(英文学)は、基本的な英語の知識に加え、確実に伝わる“使える”英語を習得したいと思い、選択しました。就職先をここにしたいと先生に相談した時には、私の弱点である発音に特化した練習をしようということで、一緒に発音の練習をたくさんしていただきました。高校生へのメッセージをお願いします! 小樽商大は、本当に幅広い分野について知識を身につけることができる大学です。まわりの学生も個性豊かで、自分自身を自由に表現できる環境です。そして、魅力的な人にたくさん出会える場所でもあります。また、多くの教員・職員の方が学生一人ひとりを親身に支援してくださるので、「これがやりたい」と言ったら必ず実現できる大学です。小樽商大では、非常に価値のある有意義な4年間が過ごせるのではないかと思います。卒業年 2015年勤務先 全日本空輸株式会社(ANA)InterviewMovie国内外で活躍する卒業生
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