20小澤 真由子小澤 真由子卒業年 1999年勤務先 グーグル合同会社 マーケティングテクノロジー本部 アカウントマネジャーマーケティングとの出会いについて教えてください。 高校生の時に、物はどのように売れるのか、人はどのように物を欲しいと思い、購入するのかを知りたいと思ったことがきっかけです。それはどういう学問なのかを調べたところ「マーケティング」という言葉にたどり着き、その後、小樽商大でそういった勉強が出来るということを知りました。 マーケティングという仕事は、企業の収益とだけ結びついていれば良いというのは過去の時代のもので、今ではいかに利益を生み出す以外にも社会に貢献していけるかもとても重要になってきています。私もマーケティングで、様々なハンディキャップを持つ方や、実現したいことがなかなかできなかったりする方の支援にも関われたらと考えています。高校生の大学選びについてアドバイスはありますか? 高校時代に自分が将来どうなるかは、なかなか描きづらいと思います。しかし、受験は自分が何に興味があるのかを振り返る良い機会です。 最初から自分の枠を決めてしまわず、一般的に「良い大学」とされるから、「入れるレベルの大学」だから、では無く、興味関心を軸に大学や学部を調べると良いと思います。マーケティングやビジネス自体に興味がある人にとって、小樽商大はとてもよい環境です。ぜひ検討してみてください。どんな大学でしたか? 所属クラブやゼミや卒業年次に関係なく、卒業された先輩方がこんなに親近感を持って応援してくれる大学は他には無いと思います。東京には上場会社で社長や役員を経験されている先輩がたくさんいらっしゃいます。私はみなさんに会いに行きました。そうすると面識も何もないのに、私が「小樽商大の出身です」と言うだけで、「おう、きみ後輩か」と必ず言われ、みなさん快く会って頂けました。小さいが故に作られる仲間意識は凄く感じます。小さい大学の最大のメリットです。小樽商大を卒業したことは、その後の人生に役立っていますか? 卒業後、野村證券に就職し、外資系金融機関や化粧品会社役員、リクルートエグゼクティブエージェントなど、起業するまでに様々な職種を経験しました。緑丘会という同窓会(全国に支部があります)に入り、そこで大手商社や金融や様々な会社で活躍している諸先輩とのネットワークができ、自分が次のステージに飛び込んでも相談できる場所があるという安心感が生まれました。このアットホームな環境は長い人生を考えればなによりも財産です。「小樽商大を出ていたという事実」、そのことがここまでの人間関係が作られる大きな武器だったことは間違いありません。InterviewMovieInterviewMovie自分の枠を自分で決めないことが大事「小樽商大の出身です」「きみ後輩か」の関係性がつなぐ可能性塚原 敏夫卒業年 1990年勤務先 上川大雪酒造 株式会社 代表取締役社長 株式会社 三國プランニング 代表取締役国内外で活躍する卒業生
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