21小樽商大の魅力は何ですか? 大学での学びのうち、思いがけないものが役に立つ場合があります。私の場合は、第二外国語でした。小樽商大は当時から、第二外国語が充実していました。私は韓国語を2年間かけて学びました。そのおかげで、ハングルも読め、カタコトではありますが韓国語で話すことができるため、街頭インタビューで韓国の方に取材をする際に、大変役に立っています。また、HTBの就職面接では、所属していたゼミで学んだ社会心理学の理論を話し、 その話がとても印象的だったと面接を担当した方々から、入社後、褒められました。高校生へのメッセージをお願いします! 大学受験を経て希望の大学に入学して…、でも、それで終わりではないですよね。人生の中で仕事の時間はその大半を占めることになります。その仕事が面白くなかったら、人生そのものが面白くなくなってしまうかもれません。小樽商大は他の有名大学に比べても就職にとても強いと実感しています。また、実際にビジネスの現場で活躍している方々による実践的な授業も多くありました。高校生という早い段階から、ぼんやりとでもどんな仕事に就きたいか、どういう仕事に興味があるのか、そういうことを考えている人たちには、本当に小樽商大は魅力的だと思います。大学での学びは仕事で役に立ちましたか? 勉強の仕方を学んだという点では大変役にたちました。最初に就職した会社(現 ヒューレット・パッカード)では、人に聞く前にまずは自分できちんと調べるという事を徹底されました。インターネットも無い時代だったため、わからない所は英語のマニュアルと格闘して自分なりに理解を深めなければなりません。学生時代は原書を使っての授業でしたので、それを理解するのに他の書籍も読み、本当の意味での勉強の仕方を覚え、英語の文章を読むのが苦にならなくなったのは学生時代があったからだと思います。高校生へのメッセージをお願いします! 栄養に気を配った食事や運動、睡眠もしっかりとって、病気に負けない強い身体を作ってください。 やはり最後には健康な人が勝ちます。 また、仕事柄外国人と接する事が多いのですが、日本人がすっかりおとなしくなってしまったことを不安に感じます。特にビジネスの世界では海外から来る人のエネルギーやモチベーションの高さが日本とは全然違うと感じる事があります。ぜひ若いうちに海外も含めて色々な場所に出て行き、色々なものを見聞きして欲しいです。そして、これだけは誰にも負けないというものを持って欲しいと思います。InterviewMovie面白い仕事、面白い人生を送るための大学選び誰にも負けないものを見つけよう石積 尚幸平尾 由佳子卒業年 1982年勤務先 日本オラクル株式会社 執行役 副社長 アライアンス統括卒業年 2005年勤務先 HTB北海道テレビ放送株式会社 報道情報局社会情報部プロデューサー担当番組 イチオシ!!
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