314つの学科の違い経済学科企業法学科商学科社会情報学科例:経済学的視点で地域を分析例:地域活性化に必要な法の理解例:実際に会社を経営してみる例:情報通信技術を使った小樽分析 小樽市の人口減少に歯止めがかからないと聞くが、その原因はなんだろう。データから何が言えるの?地元経済へはどのような影響が考えられるだろうか?新幹線の駅が設置されたら、商店街は活性化する?人口減少対策に有効な政策ってどんなもの?経済学を学び経済学的思考法・データ解析の手法を身につけることで、身近な小樽や北海道の経済を自ら分析し、その現状を理解し動向を予測できるようになります。 地域の活性化には、さまざまな法的課題があります。たとえば、観光客が増加する中、民泊やUberのような サービスをどのように規制するかが最近大きな問題になりました。また、カジノの開業が認められた場合、犯罪や依存症の恐れをどのように解消するかも課題です。 顧問弁護士を雇って全てまかせられれば楽ですが、 そうもいきません。会社の経営陣や中堅社員が、そして 市民一人一人が、最低限の法的素養を備えて、どのような場合にどのような専門家に依頼すべきか、理解しておく ことが重要になってきているのです。 本学ではこれまで様々な学生ベンチャー企業が立ち上げられてきました。皆さんも入学後実際に、社長、役員、社員として株式会社を組織し、運営を行い、小樽を市場とした経営・マーケティングを実践しビジネスをしてみましょう。 そのためには、製品開発、ブランド化、プロモーション、営業そして、だれをターゲットにするのかというマーケティングが必要となります。商学科ではより実践的な学びとビジネスの観点から小樽の活性化を考えます。 現代は、様々な情報発信の手段があり、小樽に関するWEBの情報も溢れています。 そうしたWEBの情報が小樽のブランドイメージをどのように作っているでしょうか。そのイメージは訪問後にどのように変わるでしょうか。 また、人工知能(AI)を使って、小樽の街を活性化するような地域情報の推薦システムは作れないでしょうか。Twitterやブログを使って小樽の魅力を発信する有効な方法はないでしょうか。 このような情報通信技術をつかった地域活性化を考えてみましょう。小樽商科大学の商学部には経済学科、商学科、企業法学科、社会情報学科の4つの専門性の高い学科があります。学科は、入学時ではなく入学後にみなさんの希望と1年次の成績によって決まり、2年次に学科へ所属します。そのため入学後、教員や先輩の話、自分の適性や興味に従って決めることができます。参考として、「小樽の地域活性化」をテーマに、各学科ではどう考えるかの例を記載しました。小樽の地域活性化
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