40心理学Ⅱ予防の医学杉山 成 教授高橋 恭子 教授 主に1年次、2年次に学ぶ、いわゆる「一般教養科目」として開講される「共通科目」は、「基礎科目」と「外国語科目」に分けられています。 なぜ大学で教養科目を学ぶのでしょうか。それは、これらの科目が現代社会を生きていくのに必要な教養を育むからです。また同時に、経済学、商学、法学、情報学などの専門科目を勉強するには、人間の心理や行動、社会の歴史や仕組み、自然環境、異文化などに関する基本的な理解が不可欠なためです。 心理学を初めて学ぶ学生のために、基本的な理論や概念の解説を行います。心理学Ⅱでは、考え方や行動の個人差とそれに対する心理的適応の関連について学びます。必要に応じて心理テストの実習やグループワーク等も行います。ストレスのコントロールや精神に関わる病気への理解なども学び、現代社会におけるたくましい生き方についても考えていきます。 大学生活でも大学卒業後の長い人生においても、健康な心身は活動の基本です。大学生になると健康管理も自分が主体的に行う ようになります。そのため、この授業を通して自分の 健康課題あるいは生活習慣の問題点に気づき、解決する ための方法を考えます。学んだ知識を基に正しい情報を選択して健康的な生活を続けていくことが、長期的な 履修の目標です。教養科目(例)EXAMPLE■哲学 ■日本文学 ■ことばと文化 ■社会思想史 ■歴史学 ■数学 ■物理学 ■化学 ■生物学 ■総合科目 ■地域学 ■グローバリズムと地域経済■生活と健康 ■健康スポーツ ■基礎ゼミナール大津准教授「総合科目Ⅱ」大講義室でのグループワークの様子教養科目
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