52商大のゼミナールって?小樽商科大学では、3年次から4年次の2年間の必修科目として、高度で専門的なゼミナール(ゼミ)がはじまります。本学のゼミでは、特定の専門的なテーマについて教員一人と10人程度のゼミ生が、議論やフィールドワークなどを通して学びを深めていきます。① 3・4年次の2年間、指導教員のもとで、自分の選んだ研究テーマを追求し、最後に成果として卒業論文を執筆します。② 昼間コースと夜間主コース合わせて、毎年70のゼミが開講されています。③ 基本的に、所属学科の教員が指導するゼミから選択することとなりますが、他の学科や、一般教養、語学の担当教員が指導するゼミを選択することもできます。④ 各ゼミには専用の部屋(ゼミ室)が与えられ、所属ゼミ生は自由に使うことができます。小樽商科大学では、起業しているゼミもありますが(P16-17)、全てのゼミが起業しているわけではありません。しかし、多くのゼミは、実学の教育理念のもと実践的なものとなっています。佐々木香織ゼミ(言語センター)では、近年急激に外国人観光客が増加するニセコエリアを対象に、英語での医療マップの作成を行いました。役場や病院などへの聞き取りだけでなく、スキー場などにいる外国人旅行者にこれまで学んできた英語でヒアリングを行い、情報を整理してきました。彼らは、実践を見据えた社会調査、そして英語学習を行うことで、机上での学び以上のものを習得しています。佐野博之ゼミナール穴沢眞ゼミナール片桐由喜ゼミナール原口和也ゼミナールゼミナール
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