SAIDAI CONCIERGE vol.28
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サークル紹介工学部応用化学科3年茨城県立下妻第一高等学校出身サークル代表渋谷 和樹さんKAZUKI SHIBUYA太鼓と笛が奏でる日本伝統のリズムで踊ろう!音楽研究会のび民踊御囃子班民踊と御囃子を通じて日本文化を再発見! 「音楽研究会のび」には、楽器班と民踊御囃子班という2つの班があります。楽器班はロックバンドなど、軽音楽系の活動を行っていますが、私たち民踊御囃子班は日本各地に伝わる民踊を踊り、御囃子を演奏する活動を行っています。 現在のレパートリーは、中野七頭舞や秩父屋台囃子など、9演目ほど。演奏がメインで太鼓を叩く姿を見てもらうものと御囃子をバックに踊りも見てもらうものがあり、メンバーは和太鼓、笛、鉦などの楽器の演奏はもちろん、踊りも担当します。 私がこのサークルに入ったのは、新入生歓迎会で聞いた先輩たちの演奏のかっこよさに感動したから——。体の芯まで震わすような迫力のある和太鼓の音にすっかり魅了され、自分もやりたいと思ったのです。 例えば和太鼓は同じ楽器、同じバチを使っても叩く人によって出る音が異なります。演奏を行う際には、そのような演奏者の個性を生かしながらも、全体のバランスを崩さないことを心がけています。 また踊りは、タイミングだけでなく、目線や足を上げる高さなど、皆の動きを合わせることが肝心。写真を撮られた時にどんな瞬間も様になっている——そんな踊りが理想です。 色々なイベントやお祭りで踊ることが多いですが、観客の方から掛け声をかけてもらうことがあります。演目の中には、観客の方と一緒に踊るものもありますが、そんな時の盛り上がりや一体感は言葉では言い表せないほど、素晴らしいものです。 毎年3月には、秩父の「山田の春祭り」に参加し、地元の方と一緒に太鼓を叩かせていただきますが、普通は地元の方しか経験できないお祭りに参加する醍醐味が味わえる貴重な機会です。 陽が落ちて周りが薄暗くなり、提灯の光が浮かび上がる幻想的な雰囲気の中で、自分が奏でるリズムが周りに響き渡ります。そんな最高の瞬間を一緒に味わってみませんか?日本のお祭りには欠かせない御囃子や踊り——。シンプルながら奥深いそのリズムや動きは、自然と私たちの気持ちを高揚させてくれます。鑑賞するだけではなく、演奏や踊りを行えば、そんな伝統芸能の神髄を味わえるでしょう。サークルDATA部員:男子1名、女子4名活動場所:課外活動棟年間スケジュール4月新入生歓迎ライブ6月新人ライブ8月秩父合宿(夏祭りに参加)11月むつめ祭12月定期演奏会3月秩父山田の春祭りに参加、他大学との交流会※その他不定期に様々なイベントに参加12SAIDAI CONCIERGE

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