埼玉大学 教養学部 2018
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内木 哲也(メディア・コミュニケーション研究・比較社会学) 佐藤 雅浩(歴史社会学、社会問題の社会学)   平林 紀子(政治学、コミュニケーション戦略) 山崎 敬一(社会学、エスノメソドロジー)   学際的なアプローチで現代社会の問題に立ち向かう力を養う現代社会専修課程は、社会学、メディア論、コミュニケーション論(社会コミュニケーション専攻)、文化人類学、地理学(地理学文化人類学専攻)という学問分野を主な柱としています。多様で複雑な要素からなる現代社会を理解するためには、異なる学問分野の視点や成果を結集する必要があります。本専修課程では、それぞれの分野の専門的知識と研究法の習得にもとづいて、今日の社会における共通の問題を多方面から考える力を養います。実践力を養成する多様な授業形態現代社会は実に複雑な状況にあります。政治や経済の制度においては一つに収斂していく過程が進行する一方で、文化と社会の多様性はなお存在し続けています。また、成熟した近代社会は格差、戦争、環境破壊など多くの問題を抱えています。現代社会専修課程では、社会科学の学問的基盤に立って社会の現状と問題を的確に捉え、未来の人間社会を構想し創造するために貢献する人材を育てます。井口 欣也(文化人類学、アンデス先史学)  中川 聡史(地理学、人口地理学)  三浦 敦(文化人類学、農村開発研究)■ 「社会がつくる人間」「人間がつくる 社会」両面からの現代の構造分析社会コミュニケーション専攻は、現代社会と情報メディアの問題を論じる教育プログラムを提供します。社会は、対面だけではなく、新聞や通信端末などさまざまなメディアを介したコミュニケーションによって成り立っています。家族から国際社会までのいろんなレベルで、制度や構造がどのように成り立ち、変動するのか?社会を成り立たせている人びとの常識がいかに形成されるのか?こうしたトピックに取り組みます。■ 地域に根ざした知識と実践アンデスの山村で、インドの大都市で、アフリカのサバンナで、私たちとこの時間を共有する人びとは、何を感じてどのように生きているのでしょうか。グローバリゼーションが進展する現代では、われわれ自身の生き方も、地球規模で見直す必要に迫られています。地理学文化人類学専攻では、同時代に生きる世界各地の多様な人びとの社会を、それぞれの自然環境や文化的背景を踏まえて把握することを目指します。そして、人間の社会や文化に関する知識をキャリアのなかで応用する実践的な力を養成し、日本や世界各地の地域のために貢献する人材を育てます。■ フィールドと大学をつなぐ教育地理学文化人類学専攻では、社会で起こっているさまざまな現象を的確に把握するために、データを収集し、分析・解釈をする方法を学びます。これはまた、社会生活のための基本的な技術でもあります。また、本専攻の教員はみな、日本国内や世界のさまざまな地域(東南アジア、ヨーロッパ、南アフリカ、南アメリカなど)を研究対象地―フィールド―として、現地調査や社会的活動をおこなっています。こうした経験に基づき具体的な事例を提供することによって、世界のホットな動きの中にみなさんをお連れします。■ 行動、思考、感情、コミュニケーション、 あらゆる知識やデータは情報である情報メディアが教えるのは、現代社会における情報メディアとコミュニケーションの様相です。また、単に知識を吸収するだけではなく、データを収集・分析・応用するためのさまざまな方法を、実習をつうじて学んでゆきます。ここで学んだ知識と方法は、社会生活のための重要なスキルになるだけでなく、みなさんのキャリアを形成するための不可欠の基礎となるでしょう。社会コミュニケーション専攻 知の消費者でなく生産者になろう地理学文化人類学専攻 フィールドで人間社会の動態を知る11

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