埼玉大学 教養学部 2018
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海外インターンシップ体験者の声私は国際交流基金メキシコ日本文化センターにおけるインターンシップに参加しました。メキシコ到着後すぐにJapan Bowlという大きなイベントがあり、その準備と当日の運営が一番大きな仕事でした。Japan Bowlとは、メキシコに在住する高校生以上の日本語学習者が、日本語と日本文化の知識を競う大会です。私の仕事は、準備段階では出題される問題のスライドや出場者の名札の作成、そして本番当日は動画と写真の撮影でした。また、東京大学から日本文学の教授をお迎えして講演会が催された際にも、参加させていただきました。他にも基金が定期開催している紙芝居の読み聞かせや、日本語講座にも参加することができ、2週間という非常に短い期間ではありましたが、たくさんの貴重な経験を積むことができ、毎日がとても充実していました。地球の反対側でこんなにも日本文化に親しんでいる人々がいることを非常に嬉しく思いましたし、メキシコという国の豊かさや美しさにも触れることが出来て、また少し自分の世界の色彩が豊かになったように感じます。インターン生としてできる仕事は限られていましたが、インターンシップという仕組みとのつながりで、現在メキシコで働いている多くの日本人、そして彼らと働く現地の人々と出会え、色々な話を聞けたことは、海外で働くという夢を持っている私にとって大きな収穫でした。一年生である私は自分の専攻や就職など将来の道に悩む時期がありました。悩んでいた私はまず行動してから将来を考えようと思い、海外インターンシップに応募しました。もともと私は貿易と地域文化に関心があったので、台湾ヤマト運輸を選びました。ヤマト運輸は海外に進出している日系企業として、海外支店であっても、日本の「おもてなし」のサービス精神を強くアピールしていると私は感じました。私は事務所の作業と現場の作業両方を体験しました。事務所の作業はお客様対応と通関書類作成が中心で、お客様の視点から問題を考えたり、自分の語学力を活かして通関書類を翻訳したりしました。また、オフィスで実際に貿易に関連する書類を作成したことで、授業中に学んだ国際貿易の知識以上に、貿易に対して深く考えるようになりました。そして、倉庫やお客様の家など現場に足を運ぶこともでき、台湾人や台湾在住の日本人の方々と出会い、日本文化の台湾への影響や歴史などについての話もできました。一つの行動や出会いが増えると、人生が大きく変わるかもしれません。悩んでいた私は海外インターンシップで沢山の人と出会い、仕事でより実践的な能力を身につけることもでき、とても貴重な経験でした。行動してから考えるのは自分の成長にも繋がるのではないでしょうか?考えるより、まず行動!現代社会専修課程、地理学文化人類学専攻2年菅沼 毅自分の世界の色彩が豊かにヨーロッパ・アメリカ文化専修課程、ヨーロッパ文化専攻卒業齋藤 夏希21

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