埼玉大学 教育学部 2018
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菅間 円香学校教育臨床専修4年生坂本 珠実教育心理カウンセリング専修3年生学内保育室「そよかぜ保育室」Student'sVoice小学校コースひとえに「教育実践」と言っても、その在り方は様々です。私達の専修では実際に教育現場に赴き、子ども達の傍で関わっていく機会を設け、現代の教育実践の在り方を考え学んでいくことができます。現場で子ども達に寄り添い、理解していこうとする気持ちから新たな課題を見出し、その解決策について模索し研究していくとこができるのがこの教育実践学専修です。自分の学んでいこうとする姿勢次第で、各分野を研究している先生方も惜しまずにいろいろな形で協力して頂けることでしょう。より近い距離で子ども達のこと、教育のことを考えていきたいのならば是非「教育実践学」に足を踏み入れてみて下さい。こんな授業こんな研究▶ 堀田 香織 教授Student'sVoice「心理」とつく言葉の中で、私たちの生活のいちばん身近にあるものは「心理テスト」でしょうか。簡単にできるもので、誰しもが一度はやったことがあると思います。ですが、心理学を学び始めてそのイメージはガラッと変わりました。実際の心理学は発達心理学、教育心理学、社会心理学などかなり範囲が広く、大学生活の4年間でずっと学び続けていられるほど深いものです。また、教職課程においては学校や現在抱えている教育問題についての学びを深めると同時に、心理学の視点からも教育に焦点を当てていきます。きっと、この専修で自分に合う仲間と素晴らしい先生に出会えます。ぜひ、一緒に心理学を学びましょう。卒業論文発表会▶ 宇佐見 香代 教授講座のURL● http://www.saitama-u.ac.jp/edu/content/dept_test3_01_02b_b.html(教育心理カウンセリング専修)● http://www.klinikos.org/(学校教育臨床専修) 不登校、いじめ、子どもの虐待など、現代社会では家族や子どもを取り巻く深刻な問題が噴出しています。私は臨床心理学領域の実践研究を専門としており、問題を抱えた親子のカウンセリングを行ったり、教育学部の学生とともに、母子家庭や里親家庭、不登校の子供たちを支援したりしています。一方でこれらの問題を特定の子どもやその親の問題ととらえるのではなく、時代とともに変化する子どもたちと学校環境とのミスマッチによって起こる問題としてとらえたり、社会構造の歪みの現れとしてとらえたりする視点を大事にしています。顕在化した問題のひとつひとつと取り組みながら、多様な子どもたちが生きやすい学校や社会のあり方を考えていきたいと思っています。写真は、「臨床心理査定演習A」で取り上げている箱庭療法の写真です。箱庭は言葉によらない心の表現であり、その人にとっての社会にまつわるイメージの表現でもあります。 学生時代には、いろいろな体験活動をしてほしいと思っています。皆さんに、強くてしなやかで繊細で豊かな人間性が育つことを願ってのことでもあります。そんな人間性をもつ教師になった皆さんが、将来、豊かな人間性をもつ子どもたちを、きっと育ててくれるに違いないと思うからです。私が教育学部で担当している専門領域の生活科や総合学習の実践は、学習者が体験活動を通して触れる人・もの・ことについての探究を自ら深め、知の世界を自ら創り上げていく資質能力を育てるものです。これからの時代は、そのような資質を持った人間でないと活躍できないのです。さらに、そのような人間を育てる教育実践が、これからの時代を生きる教師に求められています。箱庭「生きる」フィールドワークで紙の博物館へSaitama University Faculty of Education13

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