埼玉大学 教育学部 2018
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木下 真依子4年生戸田  功 国語教育学(国語教育)本橋 幸康 国語教育学(国語教育史)飯泉 健司 国文学(古代文学)山本  良 国文学(近代文学)池上  尚 国語学(日本語学)薄井 俊二 漢文学(中国哲学史)国文学史概説、国文学概説、古典文学特講、近代文学特講、国語学概論、国語史概説、国語科指導法、国語教育基礎研究、漢文学特講、書道▶ 山本 良 准教授Student'sVoice国語分野言語文化専修小学校コース中学校コースすべては日本語を通して国語資料室文学散歩(芥川龍之介生育の地)2017ゼミ風景学校教育教員養成課程国語分野では、日本語という言語についての考察を深める国語学や、古代から現代に渡る日本の文学を考究する国文学を始め、次のような多様な分野を置き、現代日本に生きることの意味を探ろうとしています。言葉や文化の面で日本に大きな影響を与えてきた中国文化を研究する漢文学。文字を研究としてだけではなく芸術としても追究する書道。そして教科としての国語の方法や現実の様々な問題を検討する国語科教育。国語分野の授業では、これらの分野に基づいて様々な学びが展開されます。 国語教育の最初の講義でアンケートを取ることにしています。「なぜ、あなたは国語が嫌いだったのか?」と挑発的に問います。すると、大半の学生は嬉々として、国語が嫌いな理由をたくさん書き連ねます。「数学や理科のように答えがひとつじゃない」「勉強しても成績が上がらない」「読者の感想はさまざまなのに先生が勝手に正解を決める」などなど。ところで、「答えがひとつじゃない」と「先生が正解をひとつに決める」というのは矛盾した状況です。実際はどうなのでしょうか。そしてなぜ、そのような事態に陥ってしまうのでしょうか。こんなことから考察を始めます。 大学の講義は、このような実践に密着した(悪く言えば実践べったりの)授業ばかりではありません。私の専門は、日本近代文学研究ですが、明治から現代までの文学に関する高度に専門的な講義も行いますし、時には映画やマンガを授業に取り入れることもあります。それらは小中高の国語科授業には余計であったり、過剰であったりしますが、ひとつのことを自信を持って教えるにはその10倍以上の知識が要るものです。実践から離れて理論的なことを学べるのも大学ならでは、と思います。国語分野では、国語科教育学のほか、古代文学、近代文学、漢文学、日本語学など、国語について幅広く学ぶことができます。そのため、道具としてのことばを学ぶばかりではなく、多様な視点から国語を考察することになります。国語は学ぶほどに興味が湧き、面白さに気付く教科です。個性豊かな教授や、知識の豊富な先輩方、信頼出来る友人のいる国語分野では、その楽しさを改めて感じる機会が多くあります。充実した四年間を過ごし、ことばを扱うこと、究めること、教えることを一生のものにできる環境が整っています。こんな授業こんな研究■ 専任教員■ 主な授業科目 ■14

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