医学科では、学士の学位を持った者を第2年次から編入学生として受け入れています。 大学での学習経験により培われた他の学問分野の専門知識を有する者や、卒業後の社会経験を通じて医学への強い勉学意欲を有する者など、多様な人材を学生として迎え、入学者の多様化を促進し、在学生と相互に切磋琢磨することにより、教育・研究の活性化を図ることを目的としています。 編入学生には、これまでの社会経験や研究経験を生かした分野での能力開発を促進する目的で、希望する基礎医学講座への配置も積極的に推奨しており、配置された講座では、先端医学や医療経済、介護、倫理など幅広い分野の研究に直に触れることができます。このように、個々の学生の資質や特性を生かした教育を提供しています。医学科学士編入学VOICE 全人的医療体験学習や地域医療体験実習といった授業が第1、2学年という早い段階から学べることが魅力的で滋賀医科大学を志望しました。地域医療に興味があったこととともに、少しでも早く医療について学ぶことができ、モチベーションにも繋がると考えて志望することに決めました。 勉強に関しては、僕は一人で家にいると集中できないタイプでした。なので受験期は塾や学校で勉強するようにしていました。人それぞれ集中しやすい場所は違うと思うので、自分に合う環境を見つけるといいと思います。 勉強は大変だと思いますが頑張ってください。応援しています。自分に合った環境を見つけること医学科 第1学年 藤原 翔真滋賀県立膳所高等学校出身 高校3年生になると次々に返却される模試の結果に一喜一憂し、プレッシャーに押し潰されそうになり、受験の日が近づくにつれて、不安が自分の中で大きくなっていきました。しかも私は共通テストでマークミスをしてしまい、人生最大とも言える危機を経験しました。だからこそ、諦めずに滋賀医科大学に合格できた時の喜びは人一倍でした。 成績が思うように伸びず、周囲の人に余裕があるように見えて焦ることがあるかもしれません。ですが自分の力を信じ、努力の継続をやめない限り、結果はついてくると思います。受験生の皆さん、ぜひ頑張ってください。自分の力を信じて医学科 第1学年 藤井 奈々子私立四天王寺高等学校出身VOICE│編│入│学│生│の│声│ 私が入学して一番嬉しかったことは、周りの人々に恵まれていたことです。当初、年齢や文系出身であることに不安を抱いていました。しかし滋賀医科大学には多様な学生がいます。例えば学士編入生については医療職出身の人もいれば、非医療職出身の人もいます。 また現役生、再受験生もいて、年齢層も非常に幅広いです。そのような様々な背景を持ちながらも同じ志を持つ仲間は心強く、お互いの強みを出し合いながら過ごす日々はとても充実しています。 学士編入学はこれまでと異なる道を選ぶという人生の中でも大きな選択だと思いますが、皆様が希望する道に進めるように祈っています。 多様な学生と過ごす日々医学科 第3学年 五十嵐 唯早稲田大学人間科学部出身受験生のみなさんへ11
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