滋賀医科大学 大学案内 2024
27/48

│在│学│生│の│声│国際交流・地域交流26 同窓生や地域住民等が「里親」「プチ里親」となって滋賀県の魅力を伝え育てることで、学生が「自ら望んで地域医療に携わる医療人」として成長することを見守っていこうとする取り組みです。 活動としては、滋賀県内の病院や診療所、史跡名所の訪問をとおして地域の方々との交流ができる宿泊研修を年に2回実施しているほか、学生の希望にそった講師を招き座談会形式の講義なども定期的に行っています。 滋賀県民の生活や文化・自然を理解し「滋賀県が好き」な医療人を育てることで、地域における医師・看護師不足の解消を目指しています。[春期]大津市・湖南地域方面 3月14日(火)実施(日帰り)「卒業後の自分を考える」連続自主講座(認定NPO法人滋賀医療人育成協力機構との共催で、学生が希望する講演テーマについて、先輩医師・看護師の講演会を行った)※7月・2月に開催VOICE里親・プチ里親対象の学外研修会・意見交換会(里親・プチ里親と里子との交流会)※1月にハイブリッド形式にて開催替えて実施。 私は入学式の時に初めてこの制度を知り、参加しました。この制度では大学の講義とまた違う学びができます。特に里親研修旅行では、障害者支援施設や精神病院といった特色のある施設に伺い、その場の雰囲気を味わうことができます。単にお話をお聞きするだけでなく、長い質問タイムを設けてくださることが多いです。そのため、自分の疑問に対してその場で返答していただけることも魅力の1つです。私は将来の目標を考える良いきっかけになりました。また、滋賀の郷土料理の体験や歴史的な建造物の見学ができるので楽しい経験になると思います。地域「里親」による学生支援事業主な活動医療と歴史・文化を学ぶ宿泊研修(街中の散策、地域中核病院の見学、地域の医療機関で働く医師・看護師の講演会や交流会など)[夏期]彦根市・米原市方面 8月29日(月)実施※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンライン研修に切り滋賀県に親しみ、将来の目標を見つけられる制度看護学科 第2学年 上羽 もえ京都府立洛北高等学校出身

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る