詳細については右の二次元コード(滋賀県庁のサイトへのリンク)や、各学生募集要項より確認してください。 受験生の皆さんは、受験に対して大きな不安や焦りを感じていることと思います。当時の僕もそうでした。受験の天王山と言われる夏休みに病気にかかり勉強できなかったことや、どれだけ勉強しても模試の成績が上がらない日々が続き、入試本番が近づくにつれてますます不安や焦りが大きくなり、とくに直前期はかなりの精神的苦痛も感じていました。しかしこのような状態の中でも、絶対に合格するという気持ちが絶えなかったからこそ、直前期はこれまで以上に勉強に打ち込むことができ、自分の学力が大きく向上したと確信しています。このような精神的苦痛から目を背けて勉強する方がいいと考える人もいるかもしれませんが、僕はそうは思いません。こういった感情は時に自分を奮い立たせてくれる強い燃料になります。どうか最後まで頑張ってください。ぜひ滋賀医大で会いましょう。26 滋賀医科大学には、医学科と看護学科の学生がともに学ぶ合同講義があります。将来、皆さんが医学や看護学を身につけた専門家として活躍するために、医学系教員と看護学系教員が連携して講義を進めます。例えば、「医学概論」では、医療や福祉の第一線で活躍されている講師を招き、それぞれの領域における医療や福祉活動の特徴や課題について学びます。また、「医療の倫理Ⅰ・Ⅱ」では、看護実践に必要な倫理観を涵養することを目的として、「人権」や「医療倫理」に関する講義やグループ討論を行います。将来の医療チームの一員として、家族や地域の人々との連携、支援について考えていきます。PICK UP! 滋賀県では、地域医療のリーダーとなるべき資質の高い看護職の養成を行うとともに、県内で養成した優秀な人材の県内定着を促進することが喫緊の課題となっています。そこで滋賀県と連携して、令和6年度入学者選抜より「地域枠」制度を新設し、看護学科の一般選抜では「地域医療枠」、学校推薦型選抜では「地元医療枠」として、滋賀県での医療に強い意欲を持ち、卒業後も滋賀県の地域医療を牽引し得る学生を募集しています。 「地域枠」として入学した学生は、地域医療に関する関心と意識を高め、滋賀県の地域医療のリーダーとして活躍するキャリアを描けるよう、入学後にキャリア形成に関する支援が受けられます。また、卒業後滋賀県内の医療機関等において、一定期間看護職員としての業務に従事することを返還免除の条件とした滋賀県地域医療を担う看護職員養成奨学金の貸与を受けることができます。受験生のみなさんへ看護学科 第1学年 春田 康志郎私立立命館守山高等学校出身不安、焦りは自分を奮い立たせてくれる滋賀県地域医療を担う看護職員養成奨学金医学科との連携授業
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