│在│学│生│の│声│国際交流・地域交流32 同窓生や地域住民等が「里親」「プチ里親」となって滋賀県の魅力を伝え育てることで、学生が「自ら望んで地域医療に携わる医療人」として成長することを見守っていこうとする取り組みです。 活動としては、滋賀県内の病院や診療所、史跡名所の訪問を通して地域の方々との交流ができる宿泊研修を年に2回実施しているほか、学生の希望に沿った講師を招き座談会形式の講義なども定期的に行っています。 滋賀県民の生活や文化・自然を理解し「滋賀県が好き」な医療人を育てることで、地域における医師・看護師不足の解消を目指しています。医療と歴史・文化を学ぶ宿泊研修(街中の散策、地域中核病院の見学、地域の医療機関で働く医師・看護師の講演会や交流会など)[夏期]近江八幡市・沖島 8月24日(木)実施(日帰り)[春期]長浜市・湖北地域 3月14日(木)~15日(金)実施里親・プチ里親対象の学外研修会・意見交換会(里親・プチ里親と里子との交流会) 私は地域医療に関心があり里親学生支援事業に参加しました。昨年度の宿泊研修では、湖に浮かぶ日本唯一の有人島である沖島の診療所を見学したり、長浜市役所の方々と一緒に街づくりについて考えるワークショップに参加したりするなど、貴重な体験をさせていただきました。医療従事者の方々だけでなく、行政機関や地域の住民など多様な方々と交流する機会が設けられているのは研修の大きな魅力の一つだと思います。研修先の地域を散策する時間もあり、名所や名物も楽しめます。私は県内出身ですが研修を通して初めて知ることも多く、出身に関わらず滋賀に親しむ良い機会になると思います。医学科 第2学年 荒木 泰人滋賀県立彦根東高等学校出身地域を知り、人を知ることができる貴重な機会主な活動地域「里親」による学生支援事業
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