滋賀医科大学 大学案内 2025
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│卒│業│生│の│声││卒│業│生│の│声│附属病院紹介34 「県内唯一の医学教育に特化した研修病院」として、研修医が有意義な臨床研修をできるよう、各診療科の指導医とともに、研修医を個別にサポートし、よりきめ細かな運営を目指しています。 研修プログラムの立案、研修医の指導・サポート、医学科学生の進路指導、研修医の基礎的レクチャーとして「イブニングセミナー」「CPC(臨床病理検討会)」を定期的に開催し、臨床医としての教育を行っています。また、指導医の育成のための「指導医講習会」の開催や、学生への附属病院の説明会、他大学の学生への病院見学も実施しています。臨床研修の実施には、複数の協力病院と連携し、幅広い選択肢を確保しています。 看護臨床教育センターでは、本学の附属病院看護部、医学部看護学科と連携し、臨床研修方法や体制等を、学問的検討を行って開発しています。臨床の看護教育者「臨床教育看護師・助産師」を育成するための教育プログラムの開発・実施、および新人看護職員教育プログラムを開発し、臨床実践能力を高める教育を1年間行っています。また、在宅医療に関わる人材育成等に取り組み、滋賀県下の看護臨床教育全般に寄与しています。 私は、医師として滋賀県の地域医療に貢献する父の姿に憧れ、父の母校である滋賀医大に入学しました。入学後、第5学年時の臨床実習にて、附属病院の救急集中治療部に心惹かれ、当院への就職を決めました。現在は救急医を目指して、研修医として働いています。各診療科の先生方が優しく熱心にご指導くださり、充実した研修生活を送っています。2年後には附属病院の新棟が完成し、高度救急救命センターが設置される予定です。それに伴い、滋賀医大は滋賀県の医療を支える更なる大きな存在になると思います。これからも止まることなく繁栄し続ける滋賀医大に貢献できる一人前の医師を目指して、これからも精進していきたいと思います。 通い慣れた場所で知り合いも多く、安心して働けると思い附属病院への就職を決めました。4C病棟では繰り返し入院する患者さんや長期入院を必要とする患者さんも多く、最初は難しさを感じましたが、様々な関わりを通して信頼関係を築き、闘病生活のサポートができることにやりがいを感じながら働いています。これからも試行錯誤しながら、大学病院という教育制度の整った環境でよりよい看護を提供できるように頑張りたいと思います。 研修医 浅野 菜々子医学科 令和5年度卒業医師臨床教育センター看護臨床教育センター滋賀県医療に貢献できる医師を目指して滋賀医科大学医学部附属病院多くの学びを得られる場所滋賀医科大学医学部附属病院 4C病棟 看護師 立原 朋佳看護学科 令和2年度卒業

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