滋賀医科大学 大学案内 2025
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1238 近年、生命科学の分野は著しく進歩し、医学に関する知識量は膨大となり、また新たな学問分野も生まれつつある。一方、医学・医療に対する社会のニーズは多様化し、医学・医療のみならず、生命科学、福祉、国際医療等、様々な分野において、有能な人材が求められている。このような状況の中、本学の理念に基づき、医療人に必要な学識・能力・技能を修得する素養を持ち、医学の修得に真摯に、また熱意を持って取り組む、次のような人材を求めている。1 医学の修得に必要な幅広い基礎学力と応用力を有する者2 十分なコミュニケーション能力を持ち、協調性や他者への思いやりのある者3 大いなる好奇心を持ち、自ら考え自ら解決する気概のある者4 地域医療に深い関心を持ち、特に滋賀県の医療に貢献する意欲を持つ者5 国内外における医学・医療研究の実践及び発展のために、生涯を通じて真摯に取り組む者 「求める学生像」に沿った人材を選抜するために、一般選抜(地域医療枠を含む)、学校推薦型選抜(地元医療枠を含む)、第2年次学士編入学試験を行っている。地域医療枠、地元医療枠では、滋賀県の医療に情熱を持って従事しようとする者を望んでいる。 大学入学共通テスト、個別学力検査、面接及び調査書(地域医療枠は志願理由書を含む)を総合して選抜を行う。大学入学共通テストでは幅広い基礎学力を測り、個別学力検査では、「数学」、「理科」、「外国語(英語)」を課すことにより、自然科学分野における幅広い教養と深い知識、応用力とともに、理解力、読解力、語学力を測る。面接及び調査書等の提出書類では意欲、協調性、倫理観、コミュニケーション能力等を評価する。 学校長の推薦書、調査書、志願理由書並びに大学入学共通テスト、小論文、面接を総合して選抜を行う。大学入学共通テストでは幅広い基礎学力を測り、小論文では理解力、思考力及び表現力を評価し、調査書等の提出書類と面接では地域医療への意欲、協調性、自己表現力、リーダーシップ、倫理観、コミュニケーション能力等を評価する。 学力試験(第1次試験)の合格者に、第2次試験(小論文及び面接)を行い、第1次試験の結果と総合して選抜を行う。学力試験では、大学教養教育修了程度の総合問題(生物学、物理学、化学、統計学及び数学)及び外国語(英語)を課す。小論文及び面接では、意欲、論理的思考力、問題解決能力、倫理観、コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップ、自己表現力等を評価する。求める学生像入学者選抜の基本方針入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)一般選抜(前期日程)学校推薦型選抜第2年次学士編入学試験

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