滋賀医科大学 大学案内 2026
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医学部医学科121) 文部科学省中央教育審議会(2021).「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)展示の様子と美術部の学生が作成したポスター 「医療人育成を目指した数理・デ ータサイエンス・AI教 育 プログラム」は、数理・データサイエンス・AI領 域 の 新しい 医 療 技 術 の創出に寄与できる人材の育成を目指した本学独自のプログラムであり、内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省が連携した「数理・デ ータサイエンス・AI教 育 プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されています。 本学では、生命科学の技術革新によって大きく発展した医学・医療・看護学領域の課題を幅広い視点から探求できる人材を養成することを目指して、“STEAM教育”に力を入れています。 近年、AIやIoTなど急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じています。このような時代においては、一つの学問領域にとらわれることなく様々な分野を横断して考え、多様な情報を活用しながら統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつけていく能力が求められています1)。 それらの能力を身につけることができるよう、医学科では、物理学・化学などの基礎科学科目や歴史学・文学・人文地理学など多様な教養科目を学ぶことができるように教育課程を編成しています。 また、医学・医療の分野においても、ビッグデータの利活用、バイオインフォマティクス、画像診断、病理診断など、数理・データサイエンス・AIの理論・技術が応用されるようになってきました。これらの新たな技術の理論的背景を理解し、活用できる医療人を育成するため、「情報科学」や「データサイエンス・AI入門」、「医療情報学」等の科目から構成される「医療人育成を目指した数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を用意しています。PICK UP!病理医である図書館長からのメッセージSTEAM教育-これからの時代を生き抜く力を育む- 本学附属図書館では、“STEAM教育”支援に向けて、2020年度から教養関係図書・雑誌の充実を図っています。 初年度は、学部学生全員を対象に購入希望のアンケートを実施し、芸術学分野を中心に約300冊を購入しました。 専門領域としての生命科学分野と併せて、全分野の図書をバランスよく購入し、“STEAM教育”支援を目指しています。 また、定期的に附属図書館内で開催している図書展示企画では、学生協働企画としての「世界の教養」(海外の大学における教養図書の展示)や「ビジネス本・思考力本」「情報・AI・プログラミング」等のテーマを取り上げており、様々な分野に興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。https://www.shiga-med.ac.jp/library/about/exhibition.html 滋賀医科大学の教員として受験生にメッセージを書くように依頼があり、自分の受験生時代を思い出してみました。 当時、面接のない時代でしたので「なぜ本学を目指したのですか?」という想定質問に対する“模範解答”は必要ありませんでした。 私は滋賀県出身ではないのですが、実家に比較的近いこと、大失敗した共通一次試験(古い!)を二次試験で挽回できそうな配点(当時は1:1)であったこと、物理の過去問が高校生にはとても解けそうにない難奇問ばかりであったことから、点差がつきにくいように感じられ、逆に物理が苦手な私には有利に働くように思えたことなどで、“崇高な理念”などあったわけではありません。 医学部は入試で定員内に何とか潜り込んでしまえば、入試の成績に関係なく、そこからがスタートです。 私は学生時代に「病理医覚え書」(日本医事新報社)という書物に出会っての今があります。 本学図書館は原則24時間365日開館しており、どこの予備校の自習室よりも快適な空間であることを保証します。 自習室として活用するだけでなく、ふと手に取った本が、皆さんにとってかけがえのない出会いとなるかもしれません。進化する図書館病理学講座(人体病理学部門)教授 九嶋 亮治(滋賀医科大学医学部医学科 昭和61年卒業)S T E A M

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