滋賀大学 大学案内 2021
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文系 理系SHIGA U InnovationFacultySociety5.0時代の文理融合大学情報が溢れる現代社会では、数理的思考やデータ分析・活用能力を持ち、データから価値を生み出すことができる人材の育成が目指されています。滋賀大学はデータサイエンスを核として、地域に根ざしグローバルに活躍する文理融合大学です。教育学部ならびに経済学部の学生はデータの理解と取扱いを会得し、データサイエンス学部の学生は教育や経済を中心に様々な領域の基礎的知識を習得することで、幅広い分野に応用のきく人材を育てます。これをΓ(ガンマ)型人材育成と呼びます。本来の専門に加えて副次的な専門知識と能力を持つことで、データを理解し、それに基づいて教育することができる教員、データを正しく解釈して経済分析を行い、データに基づいて実践のできるエコノミスト、そして経済や教育など広範な分野に通じたデータサイエンティストを育てます。Γ型人材企業、自治体等との多様な連携データサイエンスとはビッグデータから有意味な知見を導くための新たな科学、それがデータサイエンスです。従来の理論科学、実験科学、計算科学と対比して、「第4の科学」とも呼ばれています(右図)。従来の統計学は仮説検証のために用いるのが一般的でしたが、データサイエンスは明確な目的なく収集されたビッグデータを可視化し、その中から価値ある情報を汲み取ります。演繹的(モデル駆動型)理論科学計算科学研究者依存計算機活用データ中心科学(第4の科学)実験科学帰納的(データ駆動型)【教育面】・実務家によるデータ利用・解析事例に関する講義・学生のインターンシップ、実習・PBL演習への実務データ利用・企業内人材のDS高度化教育【研究面】・価値創造プロジェクト(共同研究、受託研究)・地方創生のためのデータ利用の研究・最新のデータ分析手法の助言、研究開発情報学・統計学などによるデータの処理・解析経済を取り巻く様々な学問による学際的な教育・研究地域に根ざす実学主義により培われてきた知見経済学系教育学系逆π型教育・研究体制・経済学部・大学院経済学研究科・附属史料館・経済経営研究所・教育学部・大学院教育学研究科・特別支援教育専攻科・附属教育実践総合センター・附属学校園・データサイエンス学部・大学院データサイエンス研究科・データサイエンス教育研究センター価値創造データサイエンス系11

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