滋賀大学 令和6年度(2024年度)入学者選抜要項
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4.学内施設 ○「図書館」は,大学の教育及び研究活動を支えるために必要な情報や資料を収集・提供しています。教育・経済・データサイエンス関係の専門図書はもとより,教養教育図書の充実にも努めています。それらの所蔵図書(66万冊以上)の一部には,在学生による選定図書が含まれています。電子情報として電子ジャーナルやデータベース・電子ブック,視聴覚資料としてDVD等も整備し提供しています。また,全国の大学図書館とのネットワークによる相互協力サービスを行っており,本学にない資料を入手するための文献複写・図書貸借サービスも実施しています。学習,調査等の目的でグループ学習室を利用することもできます。図書館は誰もが自由に利用できる,大学における知的空間であり,実りある大学生活を支援するみなさんの施設です。多くの書物に囲まれながら,書物の「気」を感じてもらう「書林浴」を体験してみてください。 ○「情報基盤センター」は,情報教育,学術研究,大学運営を目的とした情報基盤を運用しています。本学では,BYODを進めており,各自が持ち込んだコンピュータを学内無線LANに接続して,学習に利用できる環境を提供しています。また,演習室では,コンピュータを用いた文書作成,表計算,プレゼンテーションなどのソフトウェアを利用する情報リテラシー教育をはじめ,データ分析,プログラミング言語,専門ソフトウェアを利用する科目等,さまざまな情報教育が行われています。さら 2.国際交流 −56−本学は,国立学校設置法(昭和24年法律第150号)により,滋賀県師範学校,滋賀青年師範学校及び彦根経済専門学校(前身は彦根高等商業学校)の3校を母体とし,学芸学部(昭和41年から教育学部と名称変更)及び経済学部の2学部をもって発足し,平成16年4月国立大学法人法(平成15年法律第112号)により国立大学法人となりました。そして,平成29年4月にデータサイエンス学部が設置されました。 また,昭和48年9月には,大学院経済学研究科(修士課程)が,平成3年4月には大学院教育学研究科(修士課程)がそれぞれ設置されました。平成15年4月には,大学院経済学研究科に博士後期課程が,さらに,平成29年4月には大学院教育学研究科の再編を行い専門職学位課程(教職大学院)が設置されました。そして,平成31年4月には,データサイエンス研究科(修士課程)が,令和2年4月にはデータサイエンス研究科(博士課程)が設立されました。 本学の前身である旧制各校の歴史は古く,明治,大正,昭和,平成,令和と輝かしい伝統を築きながら発展し,各界に多くの人材を送り出しています。 本学は,海外の大学との交流協定締結を初めて昭和63年にディーキン大学(オーストラリア)と結び,その後,湘潭大学(中国),チェンマイ大学(タイ),ミシガン州立大学連合(アメリカ合衆国)等,現在36校と結ばれ,学生の交流をはじめとして,教育研究等の相互協力が図られています。 学生交流として,シドニー工科大学(オーストラリア),西部カトリック大学(フランス),ゾイド大学(オランダ)等に交換留学生を派遣し,ディーキン大学オーストラリア研究(オーストラリア),ミシガン州立大学夏季語学研修(アメリカ合衆国)等の短期研修を実施しています。これ以外にも学部独自の海外研修プログラムも実施しています。 本学には,日本学生支援機構及び地方公共団体並びにその他財団法人の奨学制度があり,在学生の約35%が奨学生として採用されています。また,令和2年度から始まった高等教育の修学支援制度による授業料等の免除制度があります。 課外活動については,個性豊かな文化系・体育系のクラブやサークルがいくつもあり,どれも活発に活動しています。特に湖国近江の地の利を生かしたクラブ活動が盛んに行われています。 学寮は,寮生に勉学に専念できる生活環境を提供し,また団体生活を通して協同共生の精神を培うことを目的としており,大津キャンパスには平津ケ丘寮(男子28名,女子39名収容),彦根キャンパスには偲聖寮(男子137名,女子30名収容)があります。 1.沿 革 3.学生生活 大学の概要 学 部 案 内

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