長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2022
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在学中から対策を重ね、念願の公務員となった高尾さん。ひたむきに、一つひとつの仕事に取り組んでいます。 上下水道局に所属し、市民の方々に安全な水を供給するために、水道施設の維持管理に必要な費用の徴収などといった水道料金に関する業務を中心に担当しています。業務内容は多種多様で、水道料金の算定に欠かせない水道メーターの貸付や、使用水量・料金収納状況を知りたい方への情報提供なども行います。入庁後に初めて知ることも多く、覚えるのに苦労していますが、生活する上で必要不可欠な水を市民の方々に供給する仕事に携われることに、誇りを持って日々の業務に取り組んでいます。 もともと、人のために働く仕事に就きたいと考えて公務員を志望しました。大学と並行して、3年次の11月から翌年3月までは公務員専門学校の夜間部、4年次の春からは昼間部に通いながら公務員試験の対策を重ねました。筆記試験対策はもちろん、苦手な面接練習は繰り返し行い、無事に試験に合格して長崎市役所の内定をいただくことができました。 仕事をする上で、水道の知識はもちろん、公務員として知っておかなければならない法律や社会情勢などもあり、今後はもっとそうした知識を身につけていきたいです。そして仕事をする上では周りの職員の方々とのチームワークが必要不可欠なので、積極的にコミュニケーションを取りながら、周囲からより信頼されるよう誠実に仕事に専念します。長崎市上下水道局 料金サービス課 (取材時の所属)髙尾 大樹 さん人の役に立てる公務員として誠実に目の前の仕事に取り組む情報システム学部 情報システム学科 2019年度卒業 / 長崎県 出身フットサル部で身につけたコミュニケーション力で、上司への報告や相談はこまめに行います。 所属していたフットサル部の活動です。部長を務める中で先輩後輩問わず様々な学生と接する機会があり、コミュニケーション能力が向上しました。またサークル全体の雰囲気や様子を把握することを大切にしていたので、周囲に気を配る意識が身につきました。仕事の中でも、同じ部署の職員の方と力を合わせることの重要性を実感しています。TURNING POINT私の転機高校生・受験生の方へMESSAGE 大学生活は、講義やゼミ、サークル、アルバイトなどを通して様々な人と出会う機会があると思います。そうした方々とのつながりは、是非大切にしてほしいです。人との縁が、将来自分が困ったときや苦しいときの支えになります。また自分の進路を決める上でも、いろんな人の意見や考えを聞くことがヒントになるかもしれません。是非積極的に人と関わってみてください。卒業生インタビューOB・OG INTERVIEW14

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