長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2022
21/80

特色ある学びTOPICSビジネスに関する専門知識を実践的に学ぶ4年間のカリキュラムの流れCURRICULUM経営学科の大きな柱は、実践的な教育です。例えば「新聞で学ぶ経済Ⅰ」では、新聞の具体的な読み方や読み解く上での観点を学びます。日経TESTによる進級要件(300点)や卒業要件(430点)をクリアすることで、新社会人レベルの経済常識が身につきます。2年次には地域実践科目の「地域実践Ⅰ」が必修となります。個別企業の経営課題、道の駅や商店街が抱える地域ビジネスの課題がテーマとなり、現場で実習や観察、調査などを実施。地域とその組織が抱える課題の理解を深め、更に講義で学んだ知識がどこまで通用するか確かめる機会にもなります。そして「地域実践Ⅱ」では、引き続き地域課題に取り組むこともできます。現場で地域課題の理解を深め将来は経営のプロとして活躍経営学科 3年 岩瀬 優樹 さん 具体的な企業の経営活動や日々のニュースを題材にした講義を受ける中で、以前から何気なく目にしてきたCMや社会的な出来事の見え方が少しずつ変わり、これまで気づかなかった新しい視点から着目して捉えられるようになりました。こうした学修の中での発見で、更にモチベーションが高まります。経営学の基礎的な内容を学びます。「経営」「商学」「会計」の3つの領域を軸に、経営学の基礎となる内容を学びます。・経営学総論・商学入門・会計学入門講義内容ピックアップCLASS学生の声VOICE1年次2年次3年次4年次専門的な内容を、実践科目とともに学びます。3つの領域の専門科目の学修とともに、「地域実践」への取り組みが始まります。卒業論文に向け、より発展的な内容を学びます。3つの領域の発展的な科目の学修とともに、「地域実践」への取り組みを更に深めます。卒業論文の作成に取り組みます。ゼミナールでの学修や「地域実践」への取り組みの成果を、卒業論文としてまとめます。・地域実践Ⅰ・経営戦略論・流通論・上級商業簿記・地域実践Ⅱ・人的資源管理論・マーケティング・マネジメント論・経営分析論・卒業論文現代企業論経営戦略論めまぐるしく変化する環境と厳しい生存競争の中で、企業を長期的に存続させることは容易ではありません。その鍵の1つとなるのが経営戦略です。企業は、経済的価値や社会的価値の実現といった自らが掲げる様々な目標達成に向けて事業活動するわけですが、闇雲に進んだところでうまくいくはずありません。「将来のあるべき姿とそこに至るまでの変革のシナリオ」を設計図としていかに鮮やかに描き出すか、本講義では、企業と環境との関係を中心に具体的かつ実践的に学んでいきます。生活のために必要な商品を作り出し、生活のために必要なお金を得る、現代の企業は社会・人々にとって必要不可欠なものとなっています。本講義では、社会・人々にとって「良い会社」とはどういう会社か、映像資料などから考えてもらいます。どういう会社を選び、就職したらよいか、どういう会社の商品を選んだらよいか、どういう会社を支持・応援したらよいか、などの視点・知識の修得を目指します。経営学部 経営学科19

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る