長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2022
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特色ある学びTOPICS多彩なカリキュラムで学生の意欲をサポート4年間のカリキュラムの流れCURRICULUM国際社会学科には「グローバル社会研究」「メディア文化社会研究」「実践科目」の領域があります。学修内容はとても幅広いのですが、各領域には専門知識を深めるカリキュラムを設けています。また講義科目だけではなく、「映像制作演習」や「企業インターンシップ」など、課題解決型の実践科目も充実しています。そして1年次の後半以外は、少人数のゼミ形式の専門演習科目があり、細分化する学生のニーズに応えています。外国語の能力や東アジアの情勢、ジャーナリズムの可能性など学生の興味は様々ですが、課題を克服しながら自らの興味を深める、そんな学修環境を目指しています。興味のあるテーマに挑戦し成長できる専門科目が充実国際社会学科 3年 佐竹 滉平 さん講義内容ピックアップCLASS学生の声VOICE1年次2年次3年次4年次入門科目:グローバルとメディアがキーワード。語学や全学教育科目のみならず、学科の専門科目も1年次からスタートします。・国際社会学入門・国際関係論入門・メディア社会学入門・教養セミナー基幹科目:必修科目から学びの翼を広げます。語学の学習に熱が入る一方でゼミが始まり、専門の学びも深く広くなります。展開科目:留学などで実践的な学びを深めます。交換留学の機会が用意されています。他に、企業インターンシップも必修科目です。卒業論文の執筆と発表に取り組みます。指導教員のもとで4年間の学びをまとめます。発表会では質問にも応えます。・国際機構論・ジャーナリズム論・海外語学研修・基礎演習・グローバル・スタディーズ・メディア・スタディーズ・企業インターンシップ・専門演習・卒業論文地域研究(中国)映像ジャーナリズム論私たちに身近なテレビ。過熱取材などの批判がある一方で、権力の監視や災害時の速報、社会的弱者に寄り添う報道など、様々な役割を担ってきました。メディア被害やテレビの社会的意義など、実際のニュースや番組の映像を観ながら、映像ジャーナリズムの危うさを知り、その可能性について考えます。授業では、記者やディレクターの取材時の心理、放送を担う組織の有り様など、実際の放送現場の状況をできる限りリアルに伝えることで、現実を肌で感じてほしいと思います。国際社会での存在感を高める中国を様々な角度から分析し、総合的に理解を深めます。歴史的に見ると、中国の版図(勢力圏)は数千年の時を経て形成されました。自分たちを中華(華夏)と呼び、異民族を東夷、南蛮、西戎、北狄とする華夷秩序の概念も、歴史の中で醸成されたのです。18世紀以降の「西洋の衝撃」は、東アジアの冊封体制を崩壊させますが、今でもこの地域には中華文明の影響が色濃く残っています。現代中国の領域にこだわらず、大きな意味で中国を捉えます。 語学を学ぶ高いモチベーションを維持できるのが、国際社会学科の最大の魅力だと感じています。入学当初は英語を話すことに恥じらいや躊躇がありましたが、先生方や先輩たちが流暢な英語を話している姿を目の当たりにし、自分もそうなりたいと思って英語を話す機会に積極的に参加するようになりました。国際社会学部 国際社会学科39

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