長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2022
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学びの目的高校までのどちらかというと受け身の授業とは異なり、「しまなび」プログラムは始めから終わりまでの全期間を学生自らが考えて学びます。受け身の授業ではない、自主的・積極的な学修に「しま」でのフィールドワークを通じて取り組み、大変さだけではない学ぶことの楽しさを経験し、学びの姿勢を確立します。大学ならではの自ら学ぶ力が体得できる本プログラムは、社会人基礎力を養う上でも非常に有効です。受け身から自主的な学びへ学びの姿勢の確立タブレットを始めグループ学習ツールなどの貸し出しグループ学習(PBL)専用教室の新設独自のeラーニング「Manabie」でのPBL管理タイムリーな話題をアイデアに島の新たな観光振興策を提案タイムリーな話題をアイデアに島の新たな観光振興策を提案対馬が舞台のゲームで観光振興 佐賀県有田町出身で、実家から大学に通っています。これまで長崎県内の離島に足を運んだことはなく、全く知識のない状態からスタートしました。事前学習ではそれぞれの島の課題について学びましたが、高齢化や過疎化など、場所が違っても共通している課題が多いという印象でした。私たちのグループは対馬の振興策について考え、ちょうど対馬を舞台にしたアクションゲームが発売されたこともあり、聖地巡礼などを含めた観光振興策を発表しました。 対馬は国外からの観光客が多く、そのほとんどが韓国から訪れています。そのため国内に向けて魅力をPRするという意味で、可能性のある案だと考えました。グループでのプレゼン発表には対馬の方も参加して、実際に行われているゲームとのコラボレーションも紹介していただきました。もともと地域活性化には興味があって公共政策学科を選んだので、これからいろんな講義で専門知識を学び、将来は地域づくりに貢献できる人材になりたいです。地域創造学部 公共政策学科 3年諸隈 大洋 さんInterview 03独自教育プログラム 「しまなび」プログラム特集・学びの特徴1学びの環境06

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