長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2022
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前期長崎のしまに学ぶしまのフィールドワーク一斉講義(5回)フィールドワーク(1回+4泊5日)10/24(日)予定報告書作成(3回)学内発表会投票1学内発表会投票2全体発表会グループワーク(10回)[計画づくり・中間発表]「しまなび」プログラムは1年次に、年間を通して実施します。前半の4月から7月には事前学習とフィールドワークの計画を作成します。8月から9月に、実際にしまでフィールドワークを行い報告書にまとめて結果を発表します。「長崎のしまに学ぶ」「しまのフィールドワーク」は、それぞれ15回相当に渡っての授業です。「しま」の課題に対して学生自らが解決策や対応方法を考えることで、自主的・積極的な学修を実現します。ICTやIoTを活用した“有害鳥獣対策”情報分野の専門知識を取り入れた先端的な取り組みで課題を解決情報分野の専門知識を取り入れた先端的な取り組みで課題を解決 事前学習を通して新上五島が有害鳥獣に悩まされていることを知り、学科で勉強している情報技術の知識を生かしたアイデアで解決できないかと考えました。そしてグループとして発表したのが、ICTやIoTを活用した有害鳥獣対策です。IoTセンサーや地理情報システムなどを組み合わせることで、遠隔操作で罠を起動したり、有害鳥獣が出没するエリアを分析したりして対策に役立てます。設備導入に伴う経済的負担を軽減するため、クラウドファンディングやオンラインストアを活用することを振興策に加えました。捕獲した鳥獣のジビエとしての活用も想定しています。 学生発表では他のグループからもICTやIoTを活用した振興策が提案され、更にオンラインで参加した島の方からも情報技術の活用が大きな課題という声があり、まだまだ可能性のある分野だと手応えを感じました。「しまなび」の経験を生かしながら、今後はIoT分野の情報セキュリティに関する知識を深めていきたいです。情報システム学部 情報セキュリティ学科 3年林 壱成 さんInterview 04「しまなび」プログラムの更に詳しい内容はWebをチェック!SHIMA-NABI PROGRAM4月5月6月7月8月9月10月( 11月 )夏休み後期学びの流れ07

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