長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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宇久島の澄んだ海での釣り体験。陸から眺める海は、私にとって人生で最高の絶景でした。海岸に打ち上げられたゴミの清掃活動。丸一日でトラックいっぱいのゴミを拾うことができました。しまなびのメンバーと担当の先生、2日間お世話になった民泊先のお父さん、お母さんとの記念撮影。人々とのふれあいが、未来の私をつくる。学びの流れ · サイト国際社会学部 国際社会学科 2年泉 蒼 さん「しまなび」プログラムは1年次に、年間を通して実施します。前半の4月から7月には事前学習とフィールドワークの計画を作成します。8月から9月に、実際にしまでフィールドワークを行い報告書にまとめて結果を発表します。「長崎のしまに学ぶ」「しまのフィールドワーク」は、それぞれ15回相当に渡っての授業です。「しま」の課題に対して学生自らが解決策や対応方法を考えることで、自主的・積極的な学修を実現します。私は、「宇久島の再発見」をテーマに、釣りとゴミ拾いを組み合わせて豊かな自然を活かす企画を考案しました。また、宇久島の名産品である椿の花をモチーフにしたクッキーを作り、地元の皆さんに試食してもらう取り組みも行いました。滞在中の一番の思い出は、民宿先の方々の案内で、子牛のエサやりや磯遊びといった島ならではの体験をさせてもらったことです。また、夜には昔の宇久島がどのような島だったのか、現在抱えている課題についてもお話を聞くことができ、島に対する理解が深まりました。事前学習で現地の島を訪れる前にコーディネーターの方と何度もやり取りし、入念に計画していたことで、現地での滞   在が有意義な時間となりました。しまなび   を通して、コミュニケーション能力が向上      したのも大きな収穫だったと思い         ます。長崎県 出身10月154月5月6月(5回)7月8月9月(1回/3泊4日)報告書作成(3回)学内発表会投票1学内発表会投票2多くの体験を通して島の魅力や課題を理解する

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