長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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TOPICS特色ある学 び経営学部・経営学科CampusSasebo 講義内容ピックアップビジネスに関する専門知識を実践的に学ぶ経営学科の大きな柱は、実践的な教育です。例えば「新聞で学ぶ経済Ⅰ」では、新聞の具体的な読み方や読み解く上での観点を学びます。日経TESTによる進級要件や卒業要件をクリアすることで、新社会人レベルの経済常識が身につきます。2年次には地域実践科目の「地域実践Ⅰ」が必修となります。個別企業の経営課題、道の駅や商店街が抱える地域ビジネスの課題がテーマとなり、現場で実習や観察、調査などを実施。地域とその組織が抱える課題の理解を深め、さらに講義で学んだ知識がどこまで通用するか確かめる機会にもなります。3年次には「地域実践Ⅱ」で引き続き地域課題に取り組むこともできます。マーケティングの役割や方法は、時代と共に変化しています。近年では、スマートフォンの普及により、消費者と企業を取り巻く環境が大きく変わり、消費者は製品の比較や購入が時間と場所を問わず容易に行えるようになりました。他方、マーケティングの本質的な目的である「ニーズを満たす価値を消費者に届ける仕組みを作ること」は変わりません。本授業では、マーケティングの基礎を学ぶことで、環境の変化に対して応用できる体系的な知識を身につけます。「経営」「商学」「会計」の3つの領域を軸に、経営学の基礎となる内容を学びます。■経営学総論■商学入門■会計学入門3つの領域の専門教育科目の学修とともに、「地域実践」への取り組みが始まります。■地域実践Ⅰ■経営戦略論■流通論■上級商業簿記めまぐるしく変化する環境と厳しい生存競争の中で、企業を長期的に存続させることは容易ではありません。その鍵の1つとなるのが経営戦略です。企業は、経済的価値や社会的価値の実現といった自らが掲げる様々な目標達成に向けて事業活動するわけですが、闇雲に進んだところでうまくいくはずはありません。「将来のあるべき姿とそこに至るまでの変革のシナリオ」を設計図としていかに鮮やかに描き出すか、本授業では、企業と環境との関係を中心に具体的かつ実践的に学んでいきます。3つの領域の発展的な科目の学修とともに、「地域実践」への取り組みを更に深めます。■地域実践Ⅱ■人的資源管理論■マーケティング・マネジメント論■経営分析論ゼミナールでの学修や「地域実践」への取り組みの成果を、卒業論文としてまとめます。■卒業論文23CURRICULUM4年間のカリキュラムの流れ専門各領域の基礎的な内容を学びます。1年次専門的な内容を、実践科目とともに学びます。2年次卒業論文に向け、より発展的な内容を学びます。3年次卒業論文の作成に取り組みます。4年次現場で地域課題の理解を深め将来は経営のプロとして活躍CLASS[ マーケティング論 ][ 経営戦略論 ]

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