長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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海外での留学や研修など充実したカリキュラムで実践的な英語力を磨く研究内容ピックアップ英語を使い続けたい気持ちが強く、国際経営学科のカリキュラムには1年次の語学研修と3年次の海外ビジネス研修があったことから志望しました。新型コロナウイルスの影響でどちらも実現できませんでしたが、代替となる講義内容が充実していたので集中して学ぶことができました。国際経営学科はカリキュラムとして2回も海外に行く機会があるのが特徴です。英語講座やTOEIC®の試験対策も手厚く、英語力やコミュニケーション力を着実に高めることができます。私は海外ビジネス研修の代替として、グローバルな貿易に関する講座を受講しました。興味深い内容なので、今後もさらに知識を増やしていきたいです。学内外で英語に触れ続けやすい環境に恵まれていることです。海外での留学や研修だけではなく、特に1・2年次は総合的に英語力を鍛える講義がしっかり用意されています。また、佐世保は街で外国の方と話す機会が多く、アルバイト先でも英語でのコミュニケーションを実践するチャンスもあります。これまで企業の国際化は、欧米や日本など先進国の大手多国籍企業を中心に研究されてきました。しかし、中小企業の中にも先進国だけでなく、途上国からも国際的な企業が現れるようになりました。そこで、タイやインドネシアなどASEANの現地中小企業へのヒアリング調査を通じて、途上国における国際化理論の再検証を行っています。また、国際化と企業の成長との関係性についても研究しています。(2023年度中聞きとり)[専門分野][主要担当科目][学輸出や工場の海外進出を含めて国際化は規模を問わず企業にとって大きな経営決断となります。経営者それぞれの考えや戦略があっての国際化ですが、私の事例研究がその戦略を立案する上で参考にしてもらえるのではないでしょうか。また、国際化に取り組むきっかけになればと思います。企業の国際的な動きに興味のある学生にとって、日本以外の企業の国際化を知ることは、視野が広がることにつながります。将来、接点ができる国となるかもしれません。三浦 佳子 准教授位]中小企業論、異文化経営論、東南アジア開発論比較経営論博士(経営学)経営学部 国際経営学科 2023年度卒業藤井 聖佳 さん長崎県 出身国際経営学科28Research content pick-up!なぜこの学科を選びましたか?在学中に学んだことや学科の魅力は?長崎県立大学に進学して良かったことは?研究内容社会との関わりや影響についてASEAN中小企業の国際化〜後発国としての特性の検証研究テーマInterview

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