長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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TOPICS特色ある学 び地域創造学部・公共政策学科CampusSasebo 講義内容ピックアップ幅広い分野の地域課題に対応できる力を一から身につける公共政策学科では、総合科学かつ実践科学としての公共政策学の修得を目指します。そのため「基幹科目」「発展科目」「実践科目」「ゼミナール」「関連科目」で構成される「学科専門科目」が57科目あり、基礎から応用まで、また理論から実践まで、皆さんの関心により体系的かつ網羅的に学ぶことができます。その中でも特徴的なのが「公共政策実習」や「公共機関インターンシップ」といった現場志向の強い実践科目です。地域の課題を見つけ、的確に政策対応できる人材を育てる学科です。戦後日本の地方政治と中央政治の関係を紐解きながら、自治体の二元代表制における議会と首長のあり方、自治体行政の役割、住民参加、日米制度比較などに焦点を当てた講義です。地方政治は国政と異なり、住民生活により身近にかかわる役割を担っています。近年の人口減少や社会環境の変化に伴い、地方創生、地方政治の担い手不足などの課題が注目を集めていますが、本講義では“地域"に住む当事者として地方政治の重要性を学び、主権者意識の涵養を目指します。地域創造概論や地域経済論で、地域創造とは何か、そのために何が必要かを学びます。■地域創造概論■地域経済論公共政策論、政策形成論などを中心に、地域課題にどう対処すべきか、より専門的に学んでいきます。■公共政策論■政策形成論■地方自治論■市民参加論(NPO/NGO論含む)■社会調査法実際の体験を通して、地域の課題発見・解決能力等を養うのが本講義の目的です。まず、2年生までに学んだ知識が前提となります。その上で、必要となる社会常識やビジネスマナー等の基本のスキルを、当講義の事前学習で身につけます。次に、地域に出て、様々な人たちと接することで、コミュニケーション能力や社会規範等を身につけます。そして、地域課題の解決策を探求し、最後には、地域の方々に政策を提案する実践的な科目です。学内での学びとフィールドワークなど学外での学び、経験を加えて、進路を意識した学びを深めます。■行政学■地域計画論■地域振興論■公共政策実習■公共機関インターンシップこれまで演習などを通じて学んだことを卒業論文としてまとめます。■卒業論文31CURRICULUM4年間のカリキュラムの流れ地域の現状と課題の見方、考え方を学びます。1年次より専門的に地域課題や解決方法を学びます。2年次公共政策実習やインターンシップがあります。3年次卒業論文の作成に取り組みます。4年次いろいろな地域課題の本質を見つけ、課題に対応できる能力を身につけるCLASS[ 地方政治学 ][ 公共政策実習 ]

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