長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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■■メディアと英語の二本柱で多種多様なテーマを学習親身な指導で理解が深まる研究内容ピックアップ私は、自分の得意科目である英語を大学でも深めたいと考えていて、将来はメディア関係の仕事をしたいという希望も持っていました。この2つを両立できる大学を探していた時に、高校の担任からこの学科を薦めていただき、英語だけでなく、メディアについても学べることに惹かれてこの大学を選びました。主に英語やメディア、国際関係分野について学んでいます。クォーターごとに講義がガラリと変わり、新しいことを学べるのでとても楽しいです。国際社会学科は卒業要件としてTOEIC 730点以上が設定されていて、きちんとした英語学習と試験対策が必要です。高い目標が学びのモチベーションとレベルアップに繋がっています。学生と先生方との距離が近いことです。私は英語力強化のため、先生方に英訳・和訳文の個人添削と英語でのディスカッション練習をお願いしています。また、TOEIC のスコアを一人ひとり分析した上で図式化し、必要な対策を親身になって教えてくださるのですごく助かっています。多くの規範的な法理論が公正の観念に基礎を置くかたちで展開してきましたが、私の研究対象である国際経済法分野も例外ではなく、諸国の抱く公正観が法秩序の在り方を規定してきました。しかし近年の国際政治環境の変化や種々の社会問題の登場を背景に、公正な市場秩序とは何かが再び問われるようになりました。こうした公正性の動揺が、国際経済法秩序の規範構造と法解釈論にいかなる変容をもたらすのかを考察しています。[専門分野][主要担当科目][学国際社会の問題を規律する国際法・国際経済法は一見、私たちの生活とは縁遠い分野と思われがちですが、特に国際経済法のルールは、モノ・サービスの流通や値段、越境的なデータ流通の在り方、投資活動の在り方などに多大な影響を及ぼすもので、企業の経済活動や個人の日常生活もその影響下にあります。そうした法分野で地殻変動が生じているということは、当然のことながら私たちの身の回りにも徐々に影響が出てくることを意味します。平見 健太 准教授国際社会学部 国際社会学科 3年 村上 舞子 さん熊本県 出身位]国際法、国際経済法、国際紛争処理国際法、国際機構論、国際社会と人権など博士(法学)国際社会学科46Research content pick-up!なぜこの学科を選びましたか?現在学んでいることや学科の魅力は?長崎県立大学に進学して良かったことは?研究内容社会との関わりや影響について国際経済法における公正性(fairness)の変容に関する分析研究テーマInterview

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