長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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みんなで励まし合いながら実習や試験を乗り越え看護師の資格取得を目指す私は、母親となる女性に温かく寄り添う助産師に憧れを持っていて、その第一歩として看護師の資格を取得できる大学を考えていました。また、高校2年生の時に取り組んだ離島医療体験学習を通して長崎県の医療に対する関心が高まり、長崎県の特徴に合わせたカリキュラムが充実した本大学の看護学科を選びました。看護学科は学年全体の仲が良く、みんなで協力してテストや看護技術の実技テストを乗り越えようという雰囲気があります。また、実技テストの時は、先生方が練習に付き添って親身に教えてくださいます。年2回の面談を通して、将来の進路や個人的な悩みについて先生方に気軽に相談できるところも魅力の一つです。将来の夢は、豊富な知識で物事を客観的かつ冷静に判断し、母子の幸せに寄り添える助産師になることです。そのためにまず看護師国家試験の合格が必要で、専門的知識や技術をしっかり修得していきながら、ケアに必要な価値観や考え方を柔軟に身に付けたいと思っています。回復期リハビリテーション病棟における高齢者へのリハビリテーション看護や高齢者の退院支援に関する研究を行っています。退院後に高齢者が住み慣れた地域でいきいきと暮らしを続けられることを願って、回復期リハビリテーションに携わる看護師の教育プログラムの開発を行っています。今後も、高齢者の健康とその人が望む暮らしを支える看護職者の育成に貢献できる研究に取り組みたいと思います。[専門分野][主要担当科目][学人生100年時代と言われている日本において、高齢者の健康と暮らしを守り、支えることは看護職者の重要な役割の一つです。高齢者の健康状態やその人が望む暮らしの実情は、一人ひとり個性があり、多様な価値観があります。高齢者の多様な価値観を大切してケアを提供できる看護職者の育成は、安心して住み慣れた場所で暮らすことができる超高齢社会の実現の一助となると考えます。山口 多恵 教授位]老年看護学老年看護学概論、老年看護学実習博士(看護学)看護栄養学部 看護学科 3年 長崎県 出身研究内容ピックアップ黒﨑 智香子 さん看護学科58Research content pick-up!なぜこの学科を選びましたか?長崎県立大学に進学して良かったことは?将来の目標や夢は?研究内容社会との関わりや影響について高齢者の健康と暮らしに関する研究研究テーマInterview

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