長崎県立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025
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多くの人々との関わりの中で自分の気持ちに正直に突き進む行動力や積極性が身に付く研究内容ピックアップ入学前は市役所で行政事務職として働いていました。そこで、法律に基づいた事務や計画立案に携わる中で、根拠に基づいた論理的な思考の重要性を感じ、大学での学びに興味を持ちました。特に、食品や健康管理の分野に興味があったことが、栄養健康学科を選んだ理由でした。さまざまな人々との関わりを通して視野が広がったことです。入学当初は消極的な方でしたが、今では研究室の活動や学外での委員会活動にも積極的に参加し、いろんな刺激を受けながら毎日を楽しんでいます。周囲の人にどう思われるかということより、自分がどう感じるか、どうすれば面白くなるかと、良い意味で自分の気持ちに正直に行動できるようになりました卒業後は栄養行政に関わる仕事に就きたいです。私の生まれ育った地域は過疎化や高齢化が深刻で、今後は公共交通機関の廃線などによって通院が難しい方が増えていくのでは、と懸念しています。大学での専門的な学びを活かし、地域の健康増進に貢献したいと思っています。日常的な運動が健康づくりに有効であることはよく知られていますが、運動習慣がある人の割合は、なかなか増えません。その一方で、市民ランナーのように自発的に運動を続けている人もいます。この違いはどこにあるのでしょうか?私の研究では、ランナーズ・ハイが起こるメカニズムの解明や、発現する運動の条件を、血液中の物質や感情の変化から調査していきます。[専門分野][主要担当科目][学世界中で運動不足解消のための研究や取り組みがされています。本学科で栄養学を学んで管理栄養士になった人たちの中には、食事指導と合わせて運動の指導を行う人もいます。運動が習慣化しやすくなる方法を提案できれば、指導を受ける人と指導をする人の両方の役に立ちます。食と運動のバランスを考えて美味しい物を適度に食べる、運動でエネルギーを消費して筋肉と心臓・血管も鍛えるという、健康的な健康づくりの支援に貢献したいと考えています。看護栄養学部 栄養健康学科 4年村田 優斗 さん広島県 出身飛奈 卓郎 准教授位]運動生理学運動生理学・運動処方論博士(教育学)栄養健康学科62Research content pick-up!なぜこの学科を選びましたか?長崎県立大学に進学して良かったことは?将来の目標や夢は?研究内容社会との関わりや影響について運動したいという感情はどこからくるのか?研究テーマInterview

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