東北大学 工学部 電気情報物理工学科
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齊藤 仙台は暮らしやすくて、東京にはあまり帰りたくなくなりました。東京にいても、人が多くて、早く仙台に帰りたいって思います。仙台に来て、貧困家庭や被災家庭の中学生や高校生に勉強を教える教育支援ボランティアの活動に参加しました。その活動で初めて南三陸町を訪れましたが、それまで他人事だった東日本大震災が、他人事ではないと感じられるようになりました。意識が大きく変わったと思います。もう一つ、知り合いも親戚もいない初めての土地にやってきたことで、自分から人間関係を作っていかないとならず、コミュニケーション能力が鍛えられたかなと…。高校時代から大きく変わった点、仙台に来たからこそ成長できた点です。ボランティア活動では学内外のさまざまな年齢層の方々と出会えたことは、良い経験でした。五十右 私が所属する落語研究部では、老人ホームなどを訪ね落語を披露し、ご高齢の皆さんとお話をする機会があるのですが、会話の中で涙を流しながらご自身の被災体験を話してくださったりした時は、震災を現実のこととして感じることができました。それは関東にいたら得られない経験だったと思います。また仙台の印象は、「都会だな」と。一方で大学のある川内や青葉山周辺は緑が多くて私の実家の雰囲気に近く、快適で過ごしやすいです。──最後に、高校生の皆さんにメッセージをお願いします。五十右 私は大学に入ってから好奇心が旺盛になりました。後悔はしたくないので、しっかり取捨選択しながら、できることは全部やっていきたいと思います。高校生の皆さんも、可能性のあることには何にでもチャレンジしてほしいと思います。前田 機会があれば何でもやってみるといいと思いますね。やらないことにはチャンスは得られませんから、何にでも取り組んでみるのがいいと私も思います。齊藤 いろんなことにチャレンジする前段階として情報の収集も大事だと思います。大学選びにせよ、海外留学にせよ、結局情報を集めることができた人が最終的には優位になると思います。いろいろな大学と比べたうえで東北大学を選んでくれればベストですね。高校生のうちに情報収集の力をつけることが、大学に入った後や就職の時にもきっと役立つはずです。武藤 私の場合は将棋でしたが、高校の時に熱中できるものを見つけ、楽しく一生懸命高校生活を送ってほしいです。受験勉強はつらいと思いますが、最後まで頑張れば大学で最先端の研究に関わることができると思うので、それを目標に頑張って欲しいです。五十右 確かに、高校時代を振り返って「楽しかった」と思える高校生活を送れた人たちが東北大には多いなと思います。高校時代の話をするときに、とても楽しそうに話す友達が周りには多く、高校生活を充実して送ることができた人たちだからこそ勉強も頑張れたんだと思います。目の前にあることを楽しんで後悔のないように過ごしていただけたらいいですね。──本日はありがとうございました。(2017年6月)DATA1男女別学生数1~4年合計。2017年5月現在女性82人合計1058人男性976人DATA2都道府県別学生数※卒業校による集計北海道39青森55福島43新潟47富山15石川8岩手74宮城157茨城55長野25岐阜2千葉36秋田45山形42栃木63埼玉46山梨12東京67群馬47福井4滋賀3京都2海外その他23島根5山口3福岡3長崎3沖縄2宮崎2鹿児島1兵庫9和歌山2静岡43三重2神奈川35愛知16大阪8広島3岡山1香川1愛媛7高知2充実した高校生活が次のチャレンジの礎になる14

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