東北大学 医学部 2024
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私は、がん看護専門看護師に興味があり、看護学専攻に入学しました。本専攻において、様々な分野を学び、先生や先輩方の研究について知っていく中で考えが変化し、助産師を志すようになりました。助産師国家試験の受験資格を得るには、卒業要件の他に助産師の科目の履修が必要となります。これらの科目を履修することで助産に関する専門的な知識を得ることができ、実習では妊産婦さんと関わるという貴重な経験をすることができました。また、国際交流や課外活動にも積極的に挑戦し、東北大学グローバルリーダー認定証を取得することができました。本専攻では、面白い授業、貴重な実習、多岐に及ぶ研究によって自分の進路を決めるきっかけを掴むことができます。本専攻で大切な自分の将来を構成してみませんか?放射線技術科学専攻では1・2年次に放射線の基礎から専門的な知識まで幅広く学び、3年次からは病院実習を通して、様々な撮像技術や放射線治療について、目の前で学ぶことができます。病院実習は大変なイメージがあると思いますが、それまでに得た知識を深められるだけでなく、実際に働いている診療放射線技師の先輩方と関わる中で、自分の進路や理想の診療放射線技師像について考えるきっかけにもなります。3年次後期からは、卒業研究が始まり、自分の興味のある分野について追究することができます。充実したカリキュラムと最先端の研究を行っている先生方の指導のもとで、豊富な知識と技術を身に付けることができるのが、本専攻の特徴であると考えます。検査技術科学専攻では、臨床検査技師に必須な知識を幅広く学べる他、専門的な医学研究に取り組むことができます。私は、臨床検査技師を目指し本専攻へ入学しましたが、卒業研究で最先端の医学研究の面白さに触れ、現在では研究の道を志しています。今後は、本専攻で得た臨床検査の視点を活かし、臨床に寄与することが目標です。本専攻の魅力は、講義や病院実習では臨床検査技師としてのマインドを、卒業研究では研究者としてのマインドをそれぞれ培えることだと思います。卒業後は臨床検査技師だけでなく、医療関連企業や研究機関など多岐に渡る分野で活躍できるため、何らかの形で医療に携わりたい方には最適な環境だと考えます。東京大学医学部附属病院 田中 智理さん[令和5年3月看護学専攻卒業]東北大学病院 小林 由佳さん[令和5年3月放射線技術科学専攻卒業]東北大学大学院医学系研究科 平松 佳樹さん[令和5年3月検査技術科学専攻卒業]22先輩からのメッセージMessage

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