東北大学 工学部 材料科学総合学科 研究室紹介
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・・・・・・・・・・セメスターバリア・・・・・・・・・・Courses*セメスター制とは、1年を4月から9月までの期間と10月から翌年の3月までの期間の2つの学期に分ける制度です。4年間は、合計8つの学期となります。東北大学は交換留学制度が充実していますが、上手に活用するためにはしっかりとした準備が必要です。GCCという講義は、実りある留学経験を実現するために必要なことを学べるだけでなく、海外大学との国際交流経験を積むチャンスもある材料科学総合学科独自の特別コースです。入学して1年目は全学共通科目として、基幹(学問、表現、人間各論)、展開(社会科学、人文科学、自然科学)、共通(語学、情報科目)科目等を学びます。2年目から全学教育と専門科目の割合が徐々に逆転し、専門科目として工学基礎科目と材料基礎科目を学びます。3年目はほとんど専門科目となります。4年目には研究室に配属され、卒業研究でこれまで学んだ知識を応用することになります。材料科学研究に必要な基礎事項に関する実験を行います。様々な実験装置の原理を知り、安全な基本操作を習得するとともに、実験レポートを通じて研究のまとめ方を学ぶ授業です。3年生の2〜3月には、国内の企業の最先端の研究施設や工場を見学することで、 講義で習得した材料学の知識がどのように製造現場で応用されているかを学習する工場見学が行われます。本学科の卒業生を中心とする若手社員と交流する場も設けられ、将来の自分の在り方について考える貴重な機会にもなります。1年次全学教育科目専門教育科目海外留学を目指す Global Challenge Course (GCC)1年生2年次基礎専門教育科目(学科共通科目)材料科学総合学実験工場見学3年次セメスター1川内北キャンパス中心の生活セメスター2セメスター3セメスター4セメスター5青葉山キャンパス中心の生活応用専門教育科目(学科共通科目)2〜3年生セメスター6先端研究の学び・研究体験1年生は一般教養の講義が中心ですが、最先端研究を教授陣が解説する「材料理工学序説」という講義や研究室で研究体験をする「創造工学研修」という授業もあります。材料科学という学問が先端技術にどのように関わっているかがわかります。材料学に関する多彩な専門講義2年生からは、数学、物理、化学などの基礎をもとに、材料物理化学・材料組織学などの専門的な講義が始まります。3年生では、材料科学をより深く掘り下げた講義が始まり、これまでに学んだ基礎科目が実際の材料へどのように応用されていくかが理解できるようになっていきます。履修の流れ

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