鳥取大学 大学案内2017
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地域学部地域文化学科地域環境学科39地域環境学科Regional Environmenthttp://www.rs.tottori-u.ac.jp/kankyou/ 地域環境学科では、生物学、化学、物理学、地質地形学、考古学、保存科学など多岐にわたる分野を地域と関連付けながら学び、知識を身につけることができます。1年次では、地域学や環境学科の様々な学問の基礎的なものについて学んでいきます。2年次には1年次で学んだことについて、少人数のグループに分かれ、実際の現場で調査する地域調査実習というものが始まります。これは、1年間同じグループの仲間たちとあるテーマに沿って地域に飛び出し学んでいくものです。私のグループは鳥取大学の近くにある湖山池にスポットを当て、湖山池の堆積物中の微量元素レベルの経年変動解析を行いました。夏休みには、湖山池に出向き地域の方々の協力もあり、私たちの調査試料である堆積物や間隙水、直上水をサンプリングしました。過去3年間、先輩方が調査されたデータに加え、私たちが調査したデータを基に湖山池内での微量元素の動態について学びました。この地域調査実習を通して、仲間との絆も強まりましたし、この分野への興味が沸き、無機化学に引き込まれていきました。 また、この学科では中学・高校の理科の免許を取得できるということもあり、この学科を選ぶきっかけにもなりました。教育学科では身に着けることができない専門的知識をもつ教員になりたかったからです。より専門的な知識を身につけかつ教師になりたいという人にはおすすめの学科ではないかなと思います。 大学は高校と違って自由な時間が多いというのもひとつの魅力です。この自由な時間をどのように使うかは人それぞれですが、この4年間でしかできないことにどんどんチャレンジしてほしいと思います。サークル、アルバイト、ボランティア活動など人と人との出会いを大切にし、充実した大学生活をこの鳥取大学で過ごしてみませんか? 20世紀の経済発展とそれを支えた工業文明によって、人々の生活は豊かになりました。その一方で、地球の生態系や私たちの生活の安全性を脅かすさまざま環境問題が生じ、その結果として、長い歴史の中で人と自然の共生によって育まれてきた地域環境にほころびが見えています。この時代に生きる私たちに与えられた使命は、人々の生活を取り巻く地域環境を常に見つめ、将来にわたって地域環境の維持・改善に努めていくことではないでしょうか。このような新時代の要請に応えるべく、地域環境学科では、共生-循環型地域社会を構築するための知的資源を創造するとともに、それらを活かした地域環境づくりに貢献あるいは実践できるキーパーソンを養成することを目的としています。■学科の目的 地域環境学科の教育システムは、「広い視野と専門的な力量」「地域の環境特性の把握力」「課題解決に貢献できる実践的力量の獲得」を目標にしています。そのため、本学科のカリキュラムは環境にかかわる基礎的学問分野を理解し、地域密着型の実習・実験に主体的に取り組み、卒業研究では専門的力量を高めることができるように組み立てられています。具体的には、まず地域環境への導入的科目群と基礎科目群を、そしてコミュニケーション能力や専門的興味を深めるため文献講読などのゼミを、環境調査などの実験・実習や、卒業研究へと展開していきます。■学科の特徴在学生からのメッセージ多岐にわたる分野を地域と関連付けながら学び、知識を身につける。■私の週間割(2年次後期)MONTUEWEDTHUFRISAT1時限2時限3時限4時限5時限放課後総合英語Ⅱ中国語地域エネルギー論部活教養科目教養科目部活地域調査ゼミ地域環境学文献購読Ⅱ地域調査実習環境化学実験環境統計学概論部活大会遠征レポート環境考古学生物多様性各論部活地域環境成立史考古学概論環境有機化学2017 TOTTORI UNIVERSITY●中学校教諭1種(理科) ●高等学校教諭1種(理科) ●学芸員●学校図書館司書教諭[取得免許状・資格(受験資格含む)]●生物分類技能検定 ●ビオトープ管理士[取得の準備ができる資格]木村 竜也地域環境学科4年2013年度入学[和歌山県立向陽高等学校卒]■アクアポニックスに適応した太陽光発電システムの導入設計■ドーナツ型風洞を用いた風紋描画装置の開発■照葉樹天然林における落葉樹の侵入・定着メカニズム■三重県におけるアカサビザトウムシの染色体数の地理的分化■直浪遺跡の出土炭化物における古環境復元■赤色顔料のパイプ状ベンガラの劣化と微生物の関係■戦場と城館跡からみた尼子氏の展開過程■湖山池湖底における微量元素の動態解明■コンドロイチン硫酸D型オリゴ糖の合成●こんな卒業論文のテーマがあります(2015年度)地方公務員(倉吉市、大竹市、東浦町)、中学校教諭(島根県)、鳥取県警察、公立鳥取環境大学、日本郵政、日本生命、JR西日本、JA(共済連鳥取、なごや)、鶴原製薬、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、鳥取大学大学院、名古屋大学大学院●主な就職先・進学先(2015年度)定員 44名持続可能な地域環境の実現を目指す持続可能な地域環境の実現を目指す持続可能な地域環境の実現を目指す

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