鳥取大学 大学案内2017
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88 フィールドサイエンスセンターは、普及企画部門、生物生産部門、森林部門の3部門からなります。生物生産部門のフィールドは12haの湖山農場と5.6haの大塚農場であり、湖山農場では水稲と麦・大豆などの農作物、ブドウ・トマト・花などの園芸作物の栽培を、大塚農場ではニホンナシの栽培を行っています。大塚農場には300品種にのぼるナシ属植物の遺伝資源を保存しており、それらを用いたニホンナシの新品種育種ならびに栽培技術開発が行われ、生産者や技術者の視察・研修の場としても活用されています。また、森林部門のフィールドとしては特徴ある4つの教育研究林を有し、蒜山には広葉樹天然生林と針葉樹人工林(573ha)、三朝には針葉樹人工林と広葉樹天然林(186ha)、伯耆には優良なアカマツ林(33ha)、湖山にはクロマツと広葉樹の混成林(3.6ha)があります。これらの教育研究林は、広大な森林を対象とした大型野外研究施設で、森林生態系の管理や林業に関わるフィールド科学の教育・研究拠点となっています。また普及企画部門では地域の子供達や一般市民を対象にしたフィールド体験研修を実施するなど地域の要請にも対応しています。2017 TOTTORI UNIVERSITYフィールドサイエンスセンターhttp://muses.muses.tottori-u.ac.jp/facilities/FSC/農林業の最先端を担う、教育と研究の場として。大学院※鳥取大学大学院農学研究科は、平成29年4月に改組を予定し、文部科学省へ申請しています。 改組が確定した場合は、専攻が変更になります。詳細情報は、ホームページでお知らせします。http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/subject/2009graduate/大学院農学研究科(修士課程) 地球環境や食の安全などに関する国際的な視野を持ち、「課題発見能力」と「問題解決能力」を備えた高度専門職業人の育成を目指しています。本研究科は3専攻で構成され、農学部生物資源環境学科、農学部附属教育研究施設、共同獣医学科、共同利用・共同研究拠点である乾燥地研究センターの教員が参加して、それぞれの専門性を生かした特色ある教育・研究を行っています。 (1)フィールド生産科学専攻:環境調和型生物生産の促進と技術開発に関する教育・研究 (2)生命資源科学専攻:生物機能の開発・利用に関する教育・研究 (3)国際乾燥地科学専攻:乾燥地における生態系の保全・修復、持続可能な農業生産に関する教育・研究http://rendai.muses.tottori-u.ac.jp大学院連合農学研究科(博士課程) 本研究科は後期3年のみの博士課程の独立研究科として、鳥取大学、島根大学および山口大学の各大学院農学系研究科修士課程の教員組織、研究設備・施設を連合して鳥取大学に設立されました。「生物生産科学」「生物環境科学」「生物資源科学」および「国際乾燥地科学」の4専攻に属する8連合講座で構成され、一大学のみでは成し得ない広範かつ専門性の高い教育研究分野を組織しています。その結果、農学系大学院博士課程における高水準の教育研究体制を確立し、世界に通用する博士(農学)の学位を授与しています。これまでに約670名が博士の学位を取得して国内外の教育・研究機関等で活躍していますが、その半数以上は外国人留学生です。また、国立研究開発法人国際農林水産業研究センターと連携し、海外の農業研究機関等で活躍できる人材の育成にも努めています。さらに、グローバルCOEプログラム「乾燥地科学拠点の世界展開」、「持続性社会構築に向けた菌類きのこ資源活用」などにおいて得られた教育研究成果を基に、国際的に卓越した教育研究拠点形成を目指しています。http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~renju/山口大学大学院連合獣医学研究科 本研究科は、鳥取大学農学部共同獣医学科、山口大学・鹿児島大学共同獣医学部およびそれぞれの附属動物医療センター・附属動物病院の教員組織と研究設備・施設が連合して構成される、4年制の大学院博士課程です。獣医学に関する高度な専門的能力に加え、豊かな学識、柔軟な思考力および広い視野を持って、社会の多様な方面で活躍できる専門家や独創的な研究を成し得る研究者を養成しています。学部卒業後直ちに進学する学生の他に、アジア、アフリカや中近東をはじめとする海外からの外国人留学生、獣医臨床現場、官公庁や企業などの実社会で活躍する社会人も広く受け入れています。

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