鳥取大学 大学案内2018
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2018 TOTTORI UNIVERSITY30高校から大学への架け橋。 自ら課題を発見・探求するという学習態度・能力を養い、大学生活へのスムーズな移行を促すことを目的としています。入門科目は、「大学入門ゼミ」「情報リテラシ」「キャリア入門」から成ります。「大学入門ゼミ」では、少人数での能動的なゼミ形式を通して「自ら学び、自ら考える力」を養います。「情報リテラシ」では、倫理的な情報モラルを養いつつ、パソコンの実践的な知識・技術を習得します。「キャリア入門」では、生きること・学ぶこと・働くことについての理解を深め、大学卒業後の進路選択を視野に入れた充実した学生生活への動機づけを行います。幅広い学術的知識と人間力を身につける。 特定の専門分野に偏らない豊かな教養と人間性を身につけた、現代社会の中核になりうる人材の育成を目的としています。教養科目を学ぶことで、人間・社会・自然に関する基本的・学際的な学問領域について、広く深い学術的な知識・技能を習得し、柔軟で総合的な理解力・判断力を養うことができます。教養科目は、「基幹科目」、「主題科目」、「キャリア科目」の3つに区分されます。基幹科目は、人文・社会・自然科学の基本的知識や技能を獲得するための科目です。主題科目では、さらに多様な学問領域を学ぶことができます。キャリア科目は、生き方・学び方・働き方を主体的に考えることを目指しています。入門科目教養科目母校を学び、誇りを持つ。 初夏の風が心地よい6月のある日、『鳥取大学を知る』第7回目の講義が開かれた。4月の初回は豊島良太学長が「鳥取大学が目指すもの」をテーマに、開学の経緯や、砂丘潅漑、梨栽培等地域社会において果たしてきた役割などについて講義。以降の回も興味深く、世界トップレベルの研究、卒業後の地域社会とのかかわりといった様々な内容で展開される。 この日のテーマは「鳥取大学における人材育成」。今回の講師である中島廣光理事がパワーポイントを使って、大学教育の成り立ちや時代による変遷、近代以降の大きな発展、そして現代における日本の大学、そして鳥取大学の特長や課題などを丁寧に説明してくれた。 前方のスクリーンに講義内容が映し出されているものの、学生たちの手元に資料はない。講義に集中させるための工夫だ。そのため彼らは懸命にペンを走らせる。「鳥取大学の教育の問題点は何か」というミニレポートの提出が課せられているため、講師の言葉からそのヒントを探りだそうとしている様子もうかがえる。 大学教育と職業で求められる知識・能力の隔たり、少子化、大学数の増加など、日本の大学が幾つかの課題を抱える中、「鳥取大学では立地や学科の特性を活かし、地域と世界の両方を見据えた教育・研究に力を注いでいる」と中島理事。それを聞いた学生らの表情には、本学で学べる喜び、誇りが芽生え始めているように見えた。 「とはいえ本学にも課題はある。その背景と解決策を自分なりに考えてレポートにしてほしい」と締めくくられた授業。人材育成について学びつつ、実はその実践も盛り込まれた意義深いものであった。毎回講師が変わるオムニバス形式・全15回の授業で、学長、理事、副学長、各学部長が鳥取大学の歴史や特徴、各学部でどのような研究が行われているかなどを講義する。せっかく入学しても「自分の学部のことしか知らない」ではつまらない。この授業で本学のことを詳しく知り、“母校愛”を醸成してほしい。教養科目講義に潜入!①「鳥取大学を知る」Curriculum「鳥取大学を知る」について聞いてみました!地元出身だけど、鳥大について意外と何も知らなくて。4年間学ぶ上で、大学の歴史や今の取り組みなどを学びたいと思い、この授業を選びました。全国に先駆けて地域学に力を入れてきたこと、鳥取県の特産品である梨の品種改良など優れた研究が行われていることを知り、先進性のある素晴らしい大学なのだと分かりました。丸川 萌地域学部 地域政策学科2年鳥取県立鳥取西高等学校卒

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