鳥取大学7つの魅力 5[知(地)の利]22砂漠化は、その解決が急がれる重要な地球環境問題の一つです。※国立大学、私立大学の数値は、2021年度学校基本調査より算出2022年4月1日時点、鳥取大学の専任教員数は719名です(教授206名+准教授187名+講師82名+助教244名)。一方、学生数は6,149名です(学士5,120名+修士675名+博士354名)。1教員あたりの学生数(ST比)は8.6名と1人1人がしっかり教育・研究に取り組むことができます。鳥取大学でしかできない特徴的な数多くの研究もあります。鳥取の「地の利」を活かした研究は、日本のみならず世界の諸課題の解決をめざします。 乾燥地は、世界の陸地全体の約4割を占め、そのうち森林破壊や過剰な農畜産活動によって土地が劣化する砂漠化は約1〜2割に達します。一方で世界人口は2030年に86億人を突破すると予想され、水、食料、エネルギーの確保、疾病対策等多くの課題があります。 乾燥地研究センターは、砂漠化や干ばつ等の諸問題の解決及び乾燥地における持続可能な開発に資する研究推進を目的とした日本で唯一の乾燥地研究機関であり、全国共同利用・共同研究拠点として国内外の大学・研究機関から多数の研究者を受け入れています。農学を中心に、医学、工学、社会科学も含めたより総合的な乾燥地科学の世界展開を目指しています。併せて世界の砂漠化等の諸課題に対応できる研究者・技術者を継続的に育成します。また、本センターは、世界の乾燥地各国からの研究者や留学生が多く国際色が豊かであるため、研究指導や日常会話を通じて学生の語学力向上が期待できるのも大きな特色です。乾燥地研究センター鳥取大学8.6人国立大学(平均)私立大学(平均)9.3人19.3人2023 TOTTORI UNIVERSITY1教員あたりの学生数は8.6人「地の利」を活かした研究も盛ん8.6人
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